ーatGPエージェントの特徴を教えてください。
梅原さん:特徴は大きく2つあります。1つ目は求人数が多く、かつ種類も豊富な点です。全国の求人を対象にしていて、最近では地方の求人や在宅ワークの求人なども徐々に増えてきており、バラエティにとんでいるので、様々なニーズに合わせたご提案ができます。
そして2つ目は、【障害者雇用に対する専門性】を持って、求職者様ひとりひとりに深く寄り添う丁寧なカウンセリングを行っている点です。
社長の進藤が「誰もが自分らしくワクワクする人生を創っていきたい」というビジョンを掲げ、市場を切り開いてきました。その純粋な想いに共感して入社した社員が多いためか、求職者様のためになりたいと熱い思いを持っている社員が多いように感じます。
また、私たちの会社には就労移行支援サービス、就労継続支援施設A型などもあり、様々な形で障害者雇用と向き合っております。創業から18年間蓄積してきた実績経験も相まって「障害者雇用についての専門性が一番高い転職エージェントである」という点について自信を持っています。
最近では、その専門性を活かして、認知行動療法についてお話するセミナーや、自己分析、面接対策のセミナー、スキルアップをして転職するためのパソコンセミナーなど、イベントも各種開催しております。実際にセミナーを受講し、力をつけ転職活動に成功された方もいらっしゃって大変好評頂いています。現在は、オンラインで参加できるイベントやセミナーを開催しているので、ご自宅からでもパソコンかスマホがあれば、受講していただけます。
ーカウンセリングに関してもう少し詳しく教えていただけますか?
カウンセリングでは、①長期目線での今後のキャリアの整理、②言語化のサポート、③私たちの把握している市況感の共有を行います。
1つ目の長期目線での今後のキャリアの整理では、目先の転職活動だけでなく、人生に丸ごと寄り添い、理想のキャリアから逆算した転職の支援をさせていただきます。
そして、目指したい今後のキャリアのために今どんなことをすべきなのか、どんなスキルがあると望むキャリアが描きやすいのか、などの相談も承っています。
また、現在就業中で転職されたいのか、休職中なのか、初めての障害者雇用へ挑戦するのかによってもお悩みは違うと思いますので、今までたくさんの方を支援してきた経験を活かしながら、その方にあったアドバイスを行っています。
2つ目の言語化のサポートでは、障害の内容、配慮事項、強み・弱み、障害を発症した理由や、体調が安定した理由、安定のためにどんな対応をしているかなどを一緒に掘り下げながら、最終的にはキャリアシートという形にアウトプットとしておまとめしています。
こちらについては、私たちアドバイザーの視点を入れることで新たな発見につながることもあります。
特に、求職者様自身が強みと認識していない事が、企業にとっては必要とされているスキルであることも少なくありません。
例えば「人と話すのは苦手だけど、長時間細かい作業を行う事が苦にならない」という方は、集中力や根気強さのある方を望んでいる企業のニーズにマッチすることもあります。
キャリアシートは、求職者様のお話しを一緒に紐解きながら、時間をかけて丁寧に作成していきます。そこには、企業に求職者様の魅力をしっかり伝えてミスマッチをなくすことはもちろん、求職者様自身の自己理解の促進にもお役立ちしたい、という私たちの想いがあるのです。
見るだけでどういう人生を歩んできたかがわかるこのキャリアシートは、応募時に企業へ送付するのですが、人事担当者からも「こんなに丁寧にボリュームのある書類を共有してくれるのはatGPエージェントだけ。求職者様のことが深く理解できる」と評判です。
3つ目の私たちの把握している市況感の共有では、市況感や企業ニーズなど私たちが提供できる情報をすべてお伝えしています。せっかくカウンセリングに来ていただいたからには、プラスアルファな情報をお土産として持って帰っていただきたいからです。
私たちは、常に様々な業界の担当者と密にコミュニケーションを取っているので、あらゆる業界の最新情報を得ています。そのため、まずは全体的な市況のトレンドをお伝えした上で、求職者様が興味のある業界の情報をお伝えすることができます。
例えば、最近では、コロナによって全体の平均求人数の伸びが例年に比べて緩やかになっている中で、在宅ワークやIT系などニーズの増加している業界もある事をお伝えすると、「そうなんですね」と安心される方も多くいらっしゃいます。
また、企業の人事担当者がどんな事を考えていて、何を望んでいるのかといったことも率直にお話しています。どこの業界でも求められるのは“長く安定して働いてくれる人”です。そのため、「私は長く働けます」ということを説得力持ってアピールできるようにアドバイスしています。
そして、「面接担当者も緊張しているので、素直に緊張している事を伝えると場が和みますよ」といった面接担当者の意外な一面もお伝えするなど、面接への印象を和らげる工夫もしています。
このように、ただ求人情報を紹介するだけでなく、求職者様のキャリアの明確化や自己理解促進、市況感や企業側の本音の共有など、一つでも多くのお土産を持ち帰って頂けるようなカウンセリングを心掛けています。