パニック障害があっても仕事を続けるコツは、
発作がおきた時の対処法を周囲と共有することと、
体調不良や発作が起こりやすい状況をご自身で把握し、なるべくその状況を避け症状を抑えることです。
例えば、発作が起きた時は安静になれる場所へ移動させてもらうとか、過呼吸になった時の対処法が共有できていると、職場でも安心感を持って働くことができます。
また、発作が起こりやすい状況をあらかじめ知っておけば、その状況を避けることで発作や広場恐怖といった症状を抑え、不安を和らげることができます。
そのためには、ご自身の困っていることや苦手なことを把握しながら整理し、働きやすい環境を作ったり選んだりことが大切です。
このコラムでは、あなたと同じように、パニック障害がありながら働いている方の体験を参考にしながら、仕事を続けるコツを詳しく紹介していきます。
突然極度の不安感に襲われ、呼吸がしづらくなり手足がしびれて目眩がしてきます。
(女性)
仕事中に理由不明の恐怖感や不安に恐われ、心臓の動悸が激しくなり発狂してしまいそうになることがありました。
(男性)
朝は調子が良くても、出社してから調子を崩す事も多々。一番困ったのは、仕事中に吐き気や不安、過呼吸に襲われたことです。
(男性)
発作が出ると、冷や汗が出て心臓がバクバクし、死んでしまうかもという不安に苛まれる。特に生理中や睡眠不足のときなどホルモンのバランスが崩れているとき、疲れているときに出やすい。
(女性)
急な不安感、動悸、めまい、吐き気、胸の圧迫感、過呼吸など。気圧の変化や寝不足、精神的ストレスが引き金になる。
(女性)
症状は動悸、めまい、頭痛、手足の震え。寒くても汗が出たり、何もする気にならなくなったりする。パニック障害の症状は3月~5月の季節の変わり目が一番出やすい。
(男性)
蒸し暑い環境や人混みが引き金となり、パニック障害の発作を起こしそうになることがある。
(男性)
苦手な人がいて、その人と会話をするだけで、息苦しい時もあり、コミュニケーションを取るのが辛かったです。
(女性)
自分ではない人が激しく叱咤されているのを聞いてしまうと動悸がしてしまい、その場にいられなくなりました。
(女性)
ネクタイを付けた男性を見ると、発作が起こり過呼吸状態になります。また自身がネクタイを付けると強烈な吐き気に襲われます。
(男性)
仕事のタスクが複数になると、どうしても「焦る気持ち」から「手が震える」「死ぬんじゃないのか」って感覚に襲われる。
(男性)
先の予定が入っているとプレッシャーになり、体調を崩しやすい。
(女性)
緊張する場面になると動悸や息切れがしてしまうので、接客中や電話対応中に言葉が出なくなってしまうことがありました。
(女性)
ドクターの隣につくときに器具の受け渡しを間違えたらどうしよう等の不安が募ると、どうしてもドキドキなってくる。
(女性)
残業が続き疲労がピークに達するときや、深夜の残業が多かった時期に、パニック発作により数分動くことができなくなった。
(男性)
接客業だったのですが急にお店が忙しくなった時、自分は落ち着いて仕事をしようとしても、周りで必要以上に慌てる人がいるとつられてパニックになってしまい困りました。
(女性)
威圧的なお客さんに当たったときや、胃の調子が悪く元々吐き気があるときは特に不安から発作が起きやすいです。
(女性)
接客をしている時など、発作が出てはいけない状況が余計に悪化させます。
(女性)
お店が混んできた時やクレーム対応など、精神的に不安になり始めると息苦しくなったり吐き気がしたり心臓に違和感があったりして、体の異変に更に不安になってしまい「息ってどうやってするんだっけ・・・。」というように、呼吸ですらもまともにできなくなってしまいます。
(女性)
勤務中に他店に移動することがあります。移動を伴う業務があると移動中にパニック発作が出るのではないかと不安になった。
(女性)
お仕事をする上でどうしても営業の電話をしていると回数を稼ぐうちに手が震えてきます。そこで体調が悪くなります。
(男性)
拘束されると恐怖を感じるので、乗り物、電話の応答等色々な場面で不自由が出てくる。
(女性)
発作が再度起こるかもしれないという恐怖で対人関係が苦手になる事、発作が以前起こった場所に怖くて行けなくなるなどの特徴があります。
(女性)
予期不安で、通勤ラッシュの時間に会社に向かえない時がありました。苦しくなってくると人混みなどが怖くなるので、その場から逃げたいという気持ちになります。
(女性)
パニック発作がいつ起こるのかという予期不安に陥る事です。そうすると、どうしても仕事どころじゃなくなってしまって、早退する事もあります。
(女性)
ドアを閉めてそこから出られない状態になる場合に、突然発作が出ていました。工場勤務でしたので、閉鎖的な空間でした。
(女性)
私の症状は、狭い空間に何人も人がいる状況が怖くなってしまう時があり、時々デスクで作業ができないことがありました。
(女性)
逃げ場がないと急に気分が悪くなり、公共交通機関の利用時に発作が起きると通勤ができない。
(男性)
人が密集している場所や逃げられない場面で動悸、息苦しさ、発汗、目の前が白くなり倒れそうになるなどの症状が出ます。エレベーターで移動しなければならないときに苦しくなることがあります。
(女性)
疲れやすい。疲れている時に無理をするとめまいが出る。
(女性)
倦怠感は常に感じ、そちらが気になることで、集中力が散漫になってしまう。そして普段やらないようなミスをしてしまう。
(男性)
常に疲れやすく、横になることも多いです。
(女性)
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