ADHDのある方が転職に成功する3つのコツを紹介

ADHDのある方が転職に成功する3つのコツを紹介

ADHDの方は、就職活動に苦労することが多く、何度も転職を繰り返す方もいらっしゃるのではないでしょうか。ADHDの特性ゆえに、苦手分野の職種では困りごとが多く、日常的にストレスを感じることもあるでしょう。また、ADHDは見た目からは分からない発達障害なので、上司や同僚の理解を得られず悩んだり、傷ついたりする方もいます。

しかし、「ADHDだから転職は無理」と決めつけないでください。

ADHDの方も、自分に向いている仕事や職場を見つけて転職を成功させることは可能です。その証拠は、アンブレに届いたADHDの方の転職成功体験談です。同じ境遇のADHDの方が、どんな準備や対策をしてきたかに注目して、転職を成功させるコツをつかんでいきましょう。

*この記事は松好伸一先生に監修していただきました
松好伸一先生

仙台白百合女子大学 人間学部 人間発達学科 講師。保育士や幼稚園教諭、障害児支援に長年従事。またサービス管理責任者として障害者支援の経験を持つ。日本発達支援学会(監事)。発達障害や保育に関する教科書など著書も多数。




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目次

1.自己理解を深める

2.適職を見つける

3.ADHDをうまく伝える

4. まとめ

1.自己理解を深める

ADHDの方が転職を成功させるために大切なのは、自己理解を深めることです。ADHDの特性は、一人一人異なります。そのため、自分の得手・不得手を正確に知り、それを伝えられるようにしなければなりません。

ADHDの特性には、得意な部分と不得手な部分の凸凹があると言われていますので、その両方を把握することが必要です。

得意な部分を知る手がかりは、やっていて苦にならないことや今まで褒められたことを思い出してみましょう。また、不得手な部分を知る手がかりは、働いていて困ったことやできないことなどを思い出し、その傾向に気付くことです。

そして、不得手な部分は、もう一歩理解を深めしょう。働く際は、不得手なことに対する自分なりの対策や工夫を考えることが大切だからです。また、自分の努力で解決できない分野に関しては、必要な配慮事項を相談できるようにまとめておきましょう。

アンブレには、転職に成功したADHDの方の体験談がたくさん集まっています。同じ境遇の方が自分の特性が転職に不利にならないように工夫した具体的な体験談を読むと、ADHDでも転職に成功できることがわかります。

ADHDの方のための自己分析の方法から、自分なりの工夫や対策、企業への相談方法などをまとめた記事もありますので、参考になさってください。


自己分析の仕方や企業への相談方法など転職に成功するためのコツを紹介しています。
ADHDであることは転職に不利?転職に成功するコツを紹介

2.適職を見つける

ADHDの方が転職を成功させるには、自分の特性に合った適職を見つけることが大切です。ADHDの方は、できることとできないことの差が大きいため、仕事の選び方次第では本来持っている実力を発揮できなくなってしまうからです。

自己分析に基づいて、ADHDの特性が長所になるような仕事を選ぶようにしましょう。そうすれば、ADHDの方でも転職に成功できる確率が上がります。

ADHDの特性を分析して、得手の分野で強みとして活用できる仕事を選び、不得手な分野の職種は選択肢から外してみるのも一つです。もちろん、ADHDの特性に合った適職でも、業務の中に苦手分野が含まれていることもあります。その時は工夫や対策を講じることや、周囲のサポートを得られるよう相談できれば、転職を成功させられるでしょう。

アンブレに届いた口コミから、ADHDの特性を分析する方法や、どんな仕事や職種がADHDの方に向いている適職かをまとめた記事です。参考になさってください。


特性を知る方法と適職を見つける方法を紹介しています。
ADHDの特性にあった適職に就けば転職は繰り返さない

3.ADHDをうまく伝える

ADHDの方が転職に成功するためには、採用面接で自分の障害を上手く伝えることが大切です。ADHDは見た目から分からない障害のため、働き始めると周囲の方から誤解されることが多いからです。

面接の場でADHDについて伝えることに不安を感じる方もいます。しかし、ADHDの特性をうまく伝えるための事前準備をすれば、自分の特性を活かし上手に自己アピールできるようになるため、転職に成功しやすくなります。

しかし、思いついたまま話すのはおすすめしません。面接の場で不利にならないためには、ADHDをどのように伝えるかといった少しのコツが必要です。

アンブレに届いた口コミからADHDの方が上手に自分の特性を伝える面接の受け方や、ナビゲーションブックの作り方などをまとめた記事もご覧ください。


ADHDの方が就職や転職に成功する面接の受け方を紹介しています
ADHDの方が就職や転職に成功する面接の受け方とは?

4. まとめ

ADHDの方が転職を成功させるための3つのコツとは?

転職をする方の多くは、自分の良さを企業へ伝えるために念入りな事前準備を行いますが、ADHDの方も同じです。

事前準備でまず行うことは、自己理解を深めることです。自分のADHDの特性をよく把握するために、得意な部分と不得手な部分の凸凹を整理しておきましょう。そうすることで、得意な部分や強みを活かせる適職を見つけることにつながります。

そして整理した自分のことを、採用面接で上手に伝える技術も必要です。ADHDを知らない方や誤解している方もいることを想定して、正しく理解してもらうための伝え方ができれば、転職への成功は近づきます。
これまで転職を繰り返してきた方は、一度立ち止まり、ADHDの特性ゆえに転職を繰り返してしまう理由を分析してみるのも有効です。転職を繰り返す理由が分かれば対処法を発見できるでしょう。
転職を繰り返してしまうADHDの方が就職に成功するためのコツをまとめました。
ADHDの方が転職を繰り返す理由と成功するためのコツを紹介
念入りな事前準備が、長続きする仕事を見つけるためには必要な努力だとお感じになったのではないでしょうか。

このコラムがADHDのある方にとって、自分の特性を活かして転職活動を成功させるきっかけになることを願っています。


【監修者:松好伸一先生からのアドバイス】

転職がうまくいくかどうかは、自己理解と適正の見極めが大きなポイントとなるでしょう。自分の特徴や性格を理解することで面接に向けた対策が出来ますし、得意分野がわかれば自己アピールにもつながります。 ご自身がADHDであることを考えると、不得意なことや配慮してほしいことに目が向いてしまいがちですが、転職を成功させるためには必ず自分の得意分野、向いている業務も伝えることが大切です。 マイナスポイント以上のプラスポイントがあることは、企業にとって採用したい人材になります。これまでの経験で自己評価が低くなることがあるかもしれませんが、自己分析をし、サポートが必要なところと合わせて、企業に貢献できるご自身の能力を伝えていけるようになると良いのではないでしょうか。

ADHDのある方の口コミがご覧いただけます。どのようなお仕事をされているのか参考にしてみてください。
▼ADHD(注意欠如・多動症)のある方のお仕事・職場口コミ一覧


※この記事は投稿いただいた口コミから生まれています。
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監修者

保育士や幼稚園教諭、障害児支援に長年従事。またサービス管理責任者として障害者支援の経験を持つ。発達障害や保育に関する教科書など著書も多数で、2022年3月29日「幼児教育方法論」(共著・一藝社)を刊行。

保有資格

著者

発達障害・心理系のコンテンツを発信するWEBライター。大学で臨床心理学を学び、発達障害や精神疾患への知見を深める。自身もADHD(グレーゾーン)でありつつ社会で働いた経験や、事業を経営してきた経験をもとに、ADHDの仕事・働き方に関する著書を出版。障害を持たれる方が、自分の強みを理解し、イキイキと働けるように支援する活動をライフワークとしている。著書「ADHDの集中力アナドレン: 発達障害に負けない仕事術・タスク管理術 」「大人のADHD読書術」も好評。

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