発達障害の方は就職活動をする際に障害をオープンにすべきか、クローズにすべきか、迷うことがあるでしょう。どちらにもメリットがあり、デメリットもあるからです。また、発達障害の診断を受けて精神障害者手帳を取得している方であれば障害者枠の求人に応募するかどうかも悩みどころではないでしょうか。
障害者枠で働くことに関しては情報が少ないため、色々な疑問があるはずです。
・障害者枠で働くと一般枠と比べて給与が低くなるのではないか?
・障害者枠には、どんな配慮やサポートがあるのか?
・障害者枠で働くことにはどんなメリット・デメリットがあるのか?
・どうすれば障害者枠で働くことができるのか?
そこで、今回のコラムでは発達障害の方が障害者枠で働くことについて抱きがちな、様々な疑問の答えをまとめました。
アンブレに届いた精神障害者手帳をお持ちの方の口コミから、障害者枠で働くメリットやデメリット、障害者枠で働くために必要なこと、障害者枠での仕事の見つけ方や転職成功の秘訣を得ることができます。障害者枠での就職・転職活動をするかどうかを検討している方は、ぜひ、このコラムをお役立て下さい。
保育士や幼稚園教諭、障害児支援に長年従事。またサービス管理責任者として障害者支援の経験を持つ。発達障害や保育に関する教科書など著書も多数で、2022年3月29日「幼児教育方法論」(共著・一藝社)を刊行。
発達障害・心理系のコンテンツを発信するWEBライター。大学で臨床心理学を学び、発達障害や精神疾患への知見を深める。自身もADHD(グレーゾーン)でありつつ社会で働いた経験や、事業を経営してきた経験をもとに、ADHDの仕事・働き方に関する著書を出版。障害を持たれる方が、自分の強みを理解し、イキイキと働けるように支援する活動をライフワークとしている。著書「ADHDの集中力アナドレン: 発達障害に負けない仕事術・タスク管理術 」「大人のADHD読書術」も好評。