不眠症の方に聞く、症状と付き合いながら働くためのポイント

不眠症の方に聞く、症状と付き合いながら働くためのポイント

ストレスが蔓延する日本社会において、不眠症は特別なものではありません。日本人の5人に1人は不眠症をかかえていると言われています。
不眠症により日中の勤務時間がつらい、そもそも不眠症の原因が職場にあり転職を考えているという方も多いのではないでしょうか。

このコラムでは、アンケートで集まった不眠症をかかえている方のリアルな体験談を元に、不眠症と向き合いながら転職活動を成功させる方法や、実際に働くうえで重視すべきポイントなどをお伝えします。

さらに、実際に不眠症の方が働きやすいと感じた企業や、転職活動の方法についても紹介していきますので、参考にしてみてください。

目次

1.不眠症とは

2. 不眠症の人はこんなことで悩んでいる

3. 不眠症の人が働きやすい職場とは

4. 不眠症を抱えながらでも働きやすい企業・業界・業種

5. 面接のポイント

6. 入社後に心がけたのは「自分を大切にすること」

7. これから仕事を探す方

8. 転職活動や就職活動、何から始めればよいか迷ったら

9. 最後に

1.不眠症とは

    誰しも「眠ろうとしてもどうしても眠れない」という不眠体験をもっています。心配事がある時・試験前日・旅行先などさまざまな原因がありますが、通常は数日から数週のうちにまた眠れるようになります。

    しかし時には不眠が改善せず1ヶ月以上にわたって続く
    場合があります。不眠が続くと日中にさまざまな不調が出現するようになります。 倦怠感・意欲低下・集中力低下・抑うつ・頭重・めまい・食欲不振など多岐にわたります。
    このように「1. 長期間にわたり夜間の不眠が続き」「2. 日中に精神や身体の不調を自覚して生活の質が低下する」、このふたつが認められたとき不眠症と診断されます。

    ■不眠症のタイプは4つに分けられます。
    ・寝つきの悪い「入眠障害」
    ・眠りが浅く途中で何度も目が覚める「中途覚醒」
    ・早朝に目が覚めてしまう「早朝覚醒」
    ・ある程度眠ってもぐっすり眠れたという満足感(休養感)が得られない「熟眠障害」


    不眠症は不眠そのものだけではなく「日中に不調が出現する」ことが問題なのです。眠りが浅く感じられても昼間の生活に支障がなければ不眠症とは診断されません。睡眠時間が短いことや目覚め回数にこだわりすぎないことが大事です。

    ■不眠の原因
    ・ストレス
    ストレスと緊張はやすらかな眠りを妨げます。神経質で生真面目な性格の人はストレスをより強く感じ、不眠にこだわりやすく、不眠症になりやすいようです。

    ・からだの病気
    高血圧や心臓病(胸苦しさ)・呼吸器疾患(咳・発作)・腎臓病・前立腺肥大(頻尿)・糖尿病・関節リウマチ(痛み)・アレルギー疾患(かゆみ)・脳出血や脳梗塞などさまざまなからだの病気で不眠が生じます。また睡眠時無呼吸症候群やムズムズ脚症候群(レストレスレッグス症候群)など、睡眠に伴って呼吸異常や四肢の異常運動が出現するために睡眠が妨げられる場合も珍しくありません。
    不眠そのものより背後にある病気の治療が先決です。原因となっている症状がとれれば、不眠はおのずと消失します。

    ・こころの病気
    多くのこころの病気は不眠を伴います。近年は、うつ病にかかる人が増えています。単なる不眠だと思っていたら実はうつ病だったというケースも少なくありません。「早期覚醒」と「日内変動(朝は無気力で夕方にかけて元気がでてくる)」の両方がみられる場合には早めに専門医を受診してください。

    ・薬や刺激物
    治療薬が不眠をもたらすこともあります。睡眠を妨げる薬としては降圧剤・甲状腺製剤・抗がん剤などが挙げられます。また抗ヒスタミン薬では日中の眠気が出ます。コーヒー・紅茶などに含まれるカフェイン、たばこに含まれるニコチンなどには覚醒作用があり、安眠を妨げます。カフェインには利尿作用もあり、トイレ覚醒も増えます。

    ・生活リズムの乱れ
    交替制勤務や時差などによって体内リズムが乱れると不眠を招きます。現代は24時間社会といわれるほどで昼と夜の区別がなくなってきていますから、どうしても睡眠リズムが狂いがちです。

    ・環境
    騒音や光が気になって眠れないケースもみられます。また寝室の温度や湿度が適切でないと安眠できません。


参考:厚生労働省「みんなのメンタルヘルス」

このように、不眠症は様々な原因があります。仕事のストレスや不規則な勤務体制による体内リズムの乱れなど、仕事が要因となっている場合もあるかもしれません。
まずは原因を知り、専門家に相談しながら対処法や治療を進めることが必要ですね。

2. 不眠症の人はこんなことで悩んでいる

不眠症をかかえている方は、仕事をする際にどんなことに悩み、不安を感じているのでしょうか?アンケートには、以下のような声が寄せられています。

「仕事をしているときは眠剤がネックであった。眠剤が残ることもしばしばで起きるのが辛い。」

「十分な睡眠が得られなく仕事に行けないなど業務に支障が出ることが多々ある」

睡眠が十分にとれないことで業務に支障が出る、薬の副作用が辛い、などの意見がみられます。読者の皆さんのなかにも、似たようなことで悩んでいる方がいるかもしれません。

でもこちらに届いた声は悩みばかりではありません。不眠症をかかえながらも、自分に合った職場に転職できたという声や、周囲のサポートを得ながら満足のいく仕事ができているという声も多く寄せられています。

3. 不眠症の人が働きやすい職場とは

3-1 不眠症への理解とサポート体制が重要

不眠症をかかえる人が快適に働くためには、「職場環境」が非常に重要です。
どんな環境が働きやすいのか、どんなサポートがあると助かるのか、実際の声を見てみましょう。

「月に一回健康管理室の保健師と面談を設定してもらえる。周りも病気を理解していて、適度に放っておいてもらえる。仕事量が少なく、残業がほとんどない。」

「この会社はとても理解があり、病気の事を知って一定期間は席を空けて待っていてくれている。 私もそれに答えようと早く病気を治して復帰したいと思っている。」

「欠勤が続いたあとでも部署のメンバーは体調を気づかってくれる。」

「仕事の目標スピードを変えてもらっています。養護、保健師、産業医、カウンセラーが適時に対応してくださいます。」

不眠症に対して理解がある職場は満足度も高いことがわかります。また、理解があるだけでなく、具体的なサポート体制が整っていることも重要です。

不眠症の影響で業務に支障をきたした際に、周りが気づかってくれる、そしてサポートしてくれる環境は嬉しいですよね。

さらに、個々の状況に合わせて仕事の目標を設定してもらえるなど、個別に対応してもらえる環境が整っている職場では、より快適に働くことができるでしょう。

※他にも不眠症の方の仕事に関する体験談がたくさん届いています。
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4. 不眠症を抱えながらでも働きやすい企業・業界・業種

次に、「現在の働き方に満足している」と回答した方がおすすめする企業や業界・業種の特徴を、具体的なコメントとともに紹介していきます。

4-1 不眠症の人にオススメの企業やその特徴

株式会社オカムラ
「月に一回健康管理室の保健師と面談を設定してもらえる。上司にも困っていることを相談できる。仕事量を控えめにしてもらっている。プレッシャーのかかる仕事はなるべくさせないようにしてもらっている。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
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ヤマト運輸株式会社
「仕事さえ覚えてしまえば、おしゃべりしながら仕事が出来、いつも同じメンバーで安心して仕事が出来るところがとてもいい。 無駄な緊張やストレスがないところ。 どちらもしっかり有休がもらえるところと交通費が支給されているところもとても満足している。」
満足度:★★★
配慮 :★★★
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株式会社LIXILビバ
「事情によっては、例えば勤務時間中の外出を休憩時間をして認めてくれたり、突発的な通院による遅刻を認め労わってくれたり、また疾病の有無に関わらず忙しくても必ず休憩を取るよう交代すると声をかけて貰えたりと、ちょっとした融通を効かせてくれるので働きやすい職場です。」
満足度:★★★
配慮 :★★★
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4-2 不眠症の方にオススメの業界・業種

IT関係
IT関連企業は、比較的新しい会社も多く、時間や場所に対してフレキシブルな制度を設けていることが多いのでオススメです。例えば、接客業など労働時間と場所が固定される仕事は、体調に合わせて働き方を変えることはなかなかできません。しかし、IT関連企業では多様な働き方が認められることが多く、労働時間ではなく成果物に対して給料がもらえる企業も多くあります。

医療/福祉関係
不眠症の方が職場で働くうえで重要なのは、病気に対する周りの理解です。この点に関して、医療や福祉関係の企業は、一般企業に比べ不眠症に対する理解を得やすい環境であると言えるでしょう。福利厚生などの制度が整っている企業も多いようです。

自分のペースで作業できる仕事
業界を問わず、チームプレイの必要がない仕事は、作業ペースを自分でコントロールできるので、より柔軟に働くことができるでしょう。例えば、書類整理や包装作業、web製作やエンジニアといった仕事は、自分のペースで作業できる可能性が高い傾向にあります。 では次に、就職や転職活動の進め方について、具体的な話をしていきましょう。まずは面接についてのアドバイスです。

5. 面接のポイント

5-1 知っておきたい、面接での心構え

面接を受ける前に重要なのは、自分自身をしっかりと理解しておくことです。特に、自分の状況を把握したうえで「できること」「できないこと」「望むこと」などを明確にしておくことが大切です。

また、アンケートで目立ったのは「面接の際に自分の状況をきちんと伝えておくことが大切」という意見でした。自分のことをよく理解してもらったうえで入社することが、より自分らしく快適に働き続ける環境を得ることにつながるでしょう。

「自分が何が出来て何が出来ないのか、何にやる気があるのか何をやって行きたいのかをはっきりさせて決める事が大事だと思います。これなら、続けられるという物を一つ持っていると強いと思います。 そして、その会社でどれだけやる気を見せられるかという事。自分の弱い点にも触れておくとよいでしょう。いざという時に対処してもらえるかどうかも確認しておくと安心です。」

「応募先に問い合わせをする時点で、何かしらの障害や疾患があるのなら伝えておくべきです。それであちらが難色を示したら黙って就職しても勤務を続けていくのは不可能ですし、逆に障害や疾患があっても配慮するということを言われたら働きやすい職場であると考えられるので、そのまま応募すべきだと思います。」

「何をしたいかは明確にしておかないと就職してから迷うことになる。仕事をするうえで自分は何のために仕事をするのかがわかっていないとどうしたらいいかわからなくなったときに抜け道が見つけられない。やりたいことや目的がはっきりしていればそれに向かってもう一度踏み出すことはできるが、はっきりしないと路頭に迷う。」

「自分のことをきちんと理解したうえで、それを相手に明確に伝える」これを行うだけで、理想の会社と出会える可能性が広がります。勇気がいるかもしれませんが、ありのままの自分を相手に伝えることが最も大切なポイントでしょう。

    これらのアドバイスをまとめると
    ・まず自分のことをよく分析し理解する。
    ・特に何ができて何ができないのかを把握する。
    ・正直に自分のことを話す。
ここでアドバイスをもう一つ。できないことを伝えるのはマイナスイメージを与えるのでは?と不安に思う方もいることでしょう。
ここで大切なのは伝え方です。できないことや苦手なことも、サポートがあればできることもあるでしょう。またやろうと努力する姿勢を見せることもできるでしょう。

アンケートにもあったように、この会社での仕事へのやる気を見せることが大切です。マイナスと感じることも、ポジティブな捉え方をするだけで、面接官に与えるイメージは全く変わりますよ。

5-2 面接で聞いておくべきポイント

では、実際に入社する前に確認しておくと良いポイントは何でしょうか。経験者のみなさんが面接で聞いておいた方が良いと感じたことを確認してみましょう。

「離職率を聞くのが良いと思います。離職率が高い職場は、仕事をする環境として非常に悪いことは明らかです。また、入社したばかりの人にどういったケアをするのかも聞いておくと良いと思います。仕事を見て覚えろという会社は、ヤバイと思います。」

「説明を聞いてわからないことや気になることはうやむやにせず必ず質問したほうがいい。自分の働き方に合ってるかということはとても大事だと思う。特に体調不良などで休みたい時などちゃんと休ませてもらえるのかということも確認したほうがいいと思います。」

「給与等の待遇面、希望通りに休みが取れるか、といった表向きの数字の他に、人が充足しているか、離職率、もっといえば労災での死亡率やうつ病などのメンタル系の発症率やそれによる退職率といった絶対表に出ないような数字も重要。」

面接という独特の雰囲気の中では聞きにくいこともあるかもしれません。しかし、入社してから後悔することは避けたいものです。面接は会社が自分を見ている時間でもあり、自分も会社を見ている時間です。大切な時間を大いに活用しましょう。

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6. 入社後に心がけたのは「自分を大切にすること」

面接に受かり入社が決まったものの、初めて行く職場に不安を感じたことはありせんか。

初めての職場は誰でも緊張するものです。そんな時は、同じような境遇の方の意見を参考にしてみましょう。不安を感じた不眠症の方々は、入社後にちょっとした心がけや工夫をして仕事を続けています。

6-1 十分な休息をとる・無理をしない

とにかく大切なのは「無理はしないこと」。具体的には、残業の際は休憩を必ずとる、自分の力を過信せずきちんと休むようにするなどの声が寄せられています。

「業務でつらくなってくると残業を減らしたり早く帰らせてもらうようにしています。また残業になるときは必ず休憩をとるようにしています。」

「今は仕事はしていませんが、何をするにしてもやり過ぎない事。これは医師に良く言われることです。やり過ぎと感じたら休む癖をつける事、この訓練をしています。」

まず焦りは緊張や不安を招きます。落ち着いた行動や気持ちを持てるように、余裕をもった行動を心掛けましょう。また十分に休んで、心も体も充電することが大切です。

6-2 体調管理に気を配る

体調を崩さないためにも、体調の自己管理は重要です。
きちんと服薬する、休日は自分の時間をとる、できるだけ早く床につくなど、生活リズムを崩さないように心がけましょう。

「薬を忘れずにしっかり飲むようにしています。規則正しい生活を送るようにしています。極力残業や土日出勤はしないようにしています。」

「可能な限り早めに睡眠をとるように心がけている。」

自分の体は自分がよく知っています。慣れない職場はそれだけで疲れるものです。生活リズムをこわさないように、自分の体調を優先にして行動しましょう。

6-3 メンタルケアを怠らない

不眠症をかかえていると、睡眠不足により思ったように仕事ができなくなり、精神的な負担が大きくなることがあります。そうならないよう、常に自分の心に目を向けているという意見もみられました。

「思い詰めすぎず、極力自分に負荷がかからないようにする。例えば覚えなきゃ、失敗してはならないという自己暗示を消す。」

「病院で処方された薬をちゃんと飲む。 躁が出てきたなと自覚したら、落ち着くよう自分に言い聞かせる。」

不眠症が進み、他の精神的疾患を招かないよう、自分の心の声に耳を傾けましょう。悩んだり困ったりした時は、1人で悩まず周りの力を借りることも大切です。

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7. これから仕事を探す方

それでは、これから実際に仕事を探す際に注意すべきポイントを確認していきましょう。ぜひご自分の状況と照らし合わせ、これからの転職活動・就職活動の参考にしてみてください。

7-1 何を重視して仕事を選ぶかを明確にする

あなたは仕事を選ぶ際に何を重視しますか?これを明確にしておくことで、自分と合わない不要な選択肢を排除することができます。

一般的な転職活動の場合、「給与」を重視して企業を選んでいる人も多いようです。しかし、不眠症の方のアンケートには「給与」より「自分に合った職場や労働条件」を重視にした方がいいとの声が寄せられています。

「空気で察知する能力を身につけていないと、見学できたとしても問題点が察知できない。給料などの待遇のみで選ぶのは危険。」

「収入が良いからと言って何も考えずに入社しないで、仕事の内容をよく確認してから決めた方が良いと思います。十分に仕事が自分に合っているかを最初に必ず質問するのが良いと思います。」

7-2 自分に合った職場環境か、自分の目で確認する

ここまで多くの意見にもあったように、不眠症をかかえる人が働くうえで「職場環境」はとても重要です。入社前に実際に足を運んでみるなど、面接で質問するだけでなく、自分の目で確かめるのが良いでしょう。

会社にお願いすると、事前に見学させてもらえることがほとんどです。実際に見学して雰囲気をつかんだり、働いている人の話を聞いたりすることで「職場環境」を自分の肌感覚で確かめることができます。
また、試用期間がある企業もオススメです。実際に働いてみることで、雰囲気を感じとることができます。

7-3 サポート体制を具体的に確認する

不眠症などの病気を持つ社員に対するサポート体制がどの程度整っているかという点も重要です。
例えば「自分が休んでも仕事が回るだけの人員がいるのか」「同じような状況の人がいる職場であれば、どんなサポートが提供されているのか」といったことです。

「具体的に病気や障害にどのような配慮をしてくれるのか。待遇とのバランスが適切か。ホワイト企業を目指しており、かつ具体的な施策を取っているか。本当に残業がないか、あるいは少ないか。転勤や遠方への出張はないか。」

「人間関係は入ったら変わってくるとは思うけど、1桁の人数しかいないところは要注意です。 そこでうまくいけばいいけど、誰か1人とでも揉めたら、そのあと針の筵になる可能性も高いです。」

職場の雰囲気や自分の感覚も大切ですが、現状を具体的に確認し、企業を俯瞰して見る冷静な目も持ち合わせておくと良いでしょう。

8. 転職活動や就職活動、何から始めればよいか迷ったら

就職活動や転職活動を行うとき、まず何から始めれば良いか戸惑うことはありませんか?
先ほど述べたように、仕事を選ぶ際に優先すべき内容をまとめてみても、そのあと何をすればよいか、どこへ行けばよいかわからない方も多いのではないでしょうか。

まずは、どんな求人スタイルがあるのかを知っておきましょう。

8-1働き方によって選べる採用枠「一般枠」」と「障害者雇用枠」

求人には「一般枠」と「障害者雇用枠」があり、障害者手帳を所持している方は、「一般枠」・「障害者雇用枠」のどちらにも応募することができます。

「一般枠」は、障害であることを伝えず(クローズ)仕事をすることになります。
障害のない方と同じように働くことため、広い職種から選べ、昇進や昇給などの機会もあります。しかし、障害や病気への理解を得られにくく、周囲のサポートを受けることは難しいのが現状です。

「障害者雇用枠」は、障害であることを伝えて(オープン)仕事をにすることになります。そのため、職場の理解を得られ、周囲のサポートが受けやすくなるなど、働きやすさにつながることも考えられます。

8-2求人はどこで探すの

①ハローワーク
ハローワークには障害のある方専門の窓口があるため、相談やアドバイスを受けることができます。求人数や障害のある方への求人情報も多く扱っています。実際に活用した方の声もあります。

参考:厚生労働省職業安定局「ハローワークインターネットサービス」

②人材紹介会社
精神的な障害を抱えることで、働くことに不安を覚えている方の就職活動を応援してくれる専用の人材紹介会社をご存知でしょうか?

具体的には、履歴書の書き方や面接の練習、おすすめする企業の紹介やその企業との連絡、事前見学の調整、入社後のケアや相談など、全面的なサポートなどを行ってくれます。

ハローワークなどでは公開されていない求人情報も扱っています。また企業との連絡が密なので、ホームページや求人票からは得られない職場環境なども知ることができます。

ひとりで1からはじめる就職活動との違いは、専門のアドバイスやサポート、自分にあった企業の紹介を受けられるため、担当者と一緒に不安を取り除きながら活動を進めていくことができます。

しかし、人材紹介会社も一つの企業です。紹介できる企業の得意分野や担当者の性格はさまざま。自分の希望や意見が伝えやすく、理解してもらえる人材紹介会社かどうかをチェックしてみましょう。

メンタルが影響する就職活動。一人で抱え込まずに周りに相談しながら前向きに取り組んでみてください。

精神疾患、発達障がいの方専門の転職サービス「MyMylink(マイマイリンク)」。
経験豊富なキャリアアドバイザーが親身になってサポートします。
詳しい情報は、こちらからご覧ください。



※他にも不眠症の方の仕事に関する体験談がたくさん届いています。
→不眠症の方の体験談はこちらへ

9. 最後に

不眠症をかかえながら働くことには、不安やストレスを感じることも多いかもしれません。しかし、自分の症状を正しく理解して、それをきちんと伝えることで、理解を示してくれる会社と出会う可能性は高まります。

うまくいかないことが続く、周りと比較して悲観的になってしまう、そんな日もあるかもしれません。ゆっくりで大丈夫です。無理せず、あせらず、マイペースで進んでいきましょう。

もし思ったような結果が得られなかったとしたら、それはもっと自分に合う企業があるということです。

このコラムでご紹介したように、不眠症をかかえながらも、満足できる働き方を実現している方はたくさんいます。ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に、ご自分に合った職場を探してみてください。応援しています。

この記事は投稿いただいた口コミから生まれています。
皆さんの貴重な体験談は多く方へ届き役立ちます。ぜひ体験したこと、感じたことを教えてください。

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