うつ病のある方でも症状とうまく付き合いながらできる仕事とは

うつ病のある方でも症状とうまく付き合いながらできる仕事とは

うつ病は、仕事によるストレスが引き金となり発症する傾向が多くみられます。
そのため、休職して治療を行い症状が落ち着いたとしても、復職や転職を考えると、また同じような思いをするのではないか、仕事が続かないのではないかという不安が頭をよぎるかもしれません。

たとえば「会社はうつ病について理解してくれるだろうか?」「同僚や上司たちに自分の症状を話したほうが良いのだろうか?」「朝、急に体調が悪くなって会社に行けなくなったらどうしよう?」といった悩みはありませんか?

そのような悩みには、同じようにうつ病を抱えながらも、仕事を続けている方々の声に耳を傾けてみましょう。うつ病を抱えている方からの口コミには、症状と上手く付き合いながらできる仕事をどのように探したのか、どんな仕事なら向いているのかといったアドバイスがたくさん届いています。

さらに、障害者の方を専門とした人材紹介会社(エージェント)のサービス「MyMylink」で、うつ病の方の仕事探しをサポートしている現役のキャリアアドバイザーの方々にも、仕事探しのコツやポイントなどを伺いました。 また「おすすめの企業や業態」など、うつ病を抱えても働ける企業名を具体的に挙げながらご紹介します。 うつ病と仕事について悩んでいる方は、ぜひ参考にしてみてください。

*この記事はみちしたさんに監修していただきました
みちしたさん

社会福祉士・精神保健福祉士(ソーシャルワーカー、精神科ソーシャルワーカー:社会福祉専門職の国家資格)の資格を持つ。障害者支援施設にて支援員を8年経験した後、福祉資格を持つ地方公務員として採用され、ソーシャルワーカーとして活躍。


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目次

1. うつ病とは

2. うつ病になりやすい職場はどんな職場?

3. うつ病を発症したことで生じた仕事での悩み

4. うつ病への理解は働きやすい職場への第一歩

5. うつ病を伝える?伝えない?

6. 復職、転職を考えてみよう

7. 職場で優先する項目をまとめよう

8. 紙やネット以外の情報もゲットしよう

9. 面接をチャンスに、自分と企業のお互いを知ろう

10. オススメの業界・業種・企業

11. 専門家からのアドバイス

12. 最後に

1. うつ病とは

うつ病とは
    うつ病は、一言で説明するのはたいへん難しい病気ですが、脳のエネルギーが欠乏した状態であり、それによって憂うつな気分やさまざまな意欲(食欲、睡眠欲、性欲など)の低下といった心理的症状が続くだけでなく、さまざまな身体的な自覚症状を伴うことも珍しくありません。つまり、エネルギーの欠乏により、脳というシステム全体のトラブルが生じてしまっている状態と考えることもできます。

    私たちは日常生活の中で、時折憂うつな気分を味わいます。不快な出来事によって食欲が落ちることもあります。しかし、脳のエネルギーが欠乏していなければ、自然治癒力によって、時間の経過とともに元気になるのが通常です。時間の経過とともに改善しない、あるいは悪化する場合には生活への支障が大きくなり、「病気」としてとらえることになります。そのため、仕事・家事・勉強など本来の社会的機能がうまく働かなくなり、また人との交際や趣味など日常生活全般にも支障を来すようになります。

    【うつ病の原因】
    さまざまな研究によって分かっていることは、「うつ病を引き起こす原因はひとつではない」ということです。非常につらい出来事が発症のきっかけになることが多いのですが、それ以前にいくつかのことが重なっていることも珍しくありません。そのため原因というより、要因というほうが考え方としてなじみやすいでしょう。生活の中で起こるさまざまな要因が複雑に結びついて発症してしまうのです。

    まず最もきっかけとなりやすい「環境要因」ですが、大切な人(家族や親しい人)の死や離別、大切なものを失う(仕事や財産、健康なども含む)、人間関係のトラブル、家庭内のトラブル、職場や家庭での役割の変化(昇格、降格、結婚、妊娠など)などが要因となります。

    また「性格傾向」も発症要因のひとつです。前記の「(1)うつ病とは」で説明したように、脳のエネルギーが欠乏した状態をうつ病と考えますと、義務感が強く、仕事熱心、完璧主義、几帳面、凝り性、常に他人への配慮を重視し関係を保とうとする性格の持ち主は、エネルギーの放出も多いということになります。

    その他「遺伝的要因」、「慢性的な身体疾患」も発症要因のひとつです。
参考:厚生労働省「こころの耳」

うつ病には様々な要因があるといわれていますが、身の周りの環境も大きな要因の1つです。仕事がうつ病のきっかけになっているということありませんか?

もしうつ病の要因に仕事が関わっているとしたら、今後の仕事との向き合い方について、見直してみましょう。

2. うつ病になりやすい職場はどんな職場?

うつ病を発症した皆さんは、どのような職場で働いていたのでしょうか?
もちろん仕事だけが原因になるわけではありませんが、引き金となる要素はありそうです。詳しく見ていきましょう。

うつ病になりやすい職場の特徴は、以下の5つに分類できます。

    1、仕事量が多い、激務
    2、仕事内容が合わない、仕事の仕方に不満がある
    3、上司や周囲の方とあわない、人間関係に不満がある
    4、給料に不満がある
    5、職場環境に不満がある
それぞれ、リアルな口コミが届いています。
あなたの職場にあてはまるコメントもあるかもしれませんね。

①仕事量が多い、激務

仕事の量が多く休む暇がないと、体と気持ちをリセットすることができません。疲れを引きずったまま仕事を続けると、疲れも蓄積されてしまいます。真面目な人ほど責任感が強く、がんばりすぎてしまう傾向にあるようです。

「定時に退社は可能でしたが、そもそも普段の業務量が多いのと、プレッシャーが非常に辛くて、病気が悪化する環境が整っていました。うつ病が悪化する前に、対策をして欲しかったです。」

「プロジェクトの人手が足りず、私に業務のしわ寄せがかなりあったのですが、人員の追加をしてもらえませんでした。」

「現実に即していない過剰なノルマの設定、そのノルマを達成するために自爆営業(社員が自腹を切って商品購入)。頑張れば頑張るほど仕事が上乗せされきつくなってゆく。」

「体調不良になりやすかったため、厳しかった。」

②仕事内容が合わない、仕事の仕方に不満がある

仕事には1日の多くの時間を費やします。その時間を苦痛に感じ続けると、やがてストレスになり体の不調につながりかねません。人には誰しも向き不向きがあります。向いている仕事に従事できることが一番ですが、実際にはそういうわけにもいかないという声が多く届いています。

「内勤→広告関係の職を希望したが、無視され営業に投入。当方以外にも多くの人間が心身を病んでいた」

「転勤になり、自分に合わない仕事に従事することになった。 仕事が俗人化しているが、誰に聞いていいのかわからない。 全く業務の方針や自分の役割など説明がなく、手探りで何とか進めるしかなかった。」

「SEに向いていないと言われたが、他の部署への異動はさせてもらえなかった。」

「新しく入った人間に対して、引き継ぎも不十分でしたし、わからない事を聞いても前に教えたはずだと言われ聞きにくい環境だった。」

③上司や周囲の方とあわない、人間関係に不満がある

仕事の内容と同じく、またはそれ以上に精神的な影響を与えるのが人間関係です。1人で行う仕事でない限り、人との関わりは切れません。自分の努力だけではどうにもできない人間関係だからこそ、ストレスにつながりやすいものです。

「体育会系が比較的強くて、従業員全体的に怖い人や当たりのきつい人が多かった為。」

「パワハラ上司が野放しにされており、自分もその影響をうけてうつ病になった。」

④給料に不満がある

人は自分の頑張りを認められることで、満足度が上がる傾向にあります。給料はその指標の1つになり得ます。頑張りに対する相応のお給料がもらえなければ、何のために仕事をしているのかわからなくなり、それが職場への不満にもつながります。

「時給が低く、働いた満足感が低い。それだけでなく、仕事量が多いため次第に不満がたまってきていた。」

「恒常的に残業時間が多かったから。また、基本給も残業ありきで設定されていたため、残業しないと生活費が賄えない状況だったから。」

「新人だけ残業手当の申請をさせてもらえなかった。」

⑤職場環境に不満がある

職場環境は、様々な要素で形成されます。働く場所や温度、トイレをはじめとした設備など、目で見てすぐに確認できるものもあります。しかし、そこで働く人達が作り出す雰囲気は、働く人々の日々の言動や気持ちにより作られていくものです。それは同じ場所である程度の時間を過ごしてみないとわかりにくいでしょう。

「事務所と実際の勤務先が離れていた上に、その双方で異なった仕事をすることになってしまった。」

「職員が詰め所で他の職員の悪口をしょっちゅう話していた。」

「弱者をおとしめる職場風土、障害者差別、パワーハラスメントが日常茶飯事。」

少しずつ募った不満が、やがて大きなストレスになり、精神的な苦痛に変わっていきます。誰かに打ち明けることで環境を変えていくことができれば良いですが、職場で自ら行動を起こすのは勇気がいるため、簡単にはいかない現状が伺えます。

3. うつ病を発症したことで生じた仕事での悩み

次に、うつ病を発症したことで感じた悩みを見てみましょう。
寄せられたアドバイスの裏側には、それぞれ辛い経験がありますが、まとめるとこの一言につきます。

うつ病に対する理解が無い

口コミからも、その様子が伝わってきます。

「うつ病にまったく理解を示してくれなかった。医者が休職を薦めたときにも応じてくれなかった。」

「欠勤したり、通院のために早く帰ることで上司から『やる気が無い』と言われたり、営業社員から『必要なときにいない』とクレームを言われることがあります。」

「自分のペースで働かせてもらえるとのことで入ったが、実際はできず、良く思わない上司からの嫌味を毎日言われ続けて病状が悪化し、退職せざるを得なくなった。」

「障害の理解が得られず、サボっている、怠けている、ヤル気が無いなどと言われていた。 自分の体調を崩しやすい状況を伝えても改善されない。毎日、緊張とストレスから抜けることは無かった。」

「どんなに頑張っても、うつ病ということで評価してもらえず少ない給料をさらに引き落としされる。」

「うつ病になったと言った途端に左遷され、左遷先でも社医が友達になったふりをして個人の健康状態について詮索し、それを本社の人事総務部に密告している最悪な職場でした。」

「うつ病や不安障害などの障害を一切、考慮しないで健常者と同じ要領で仕事をさせられた事が不満でした。何か配慮はあっても良かったのではないかと思います。」

「障害特性を採用前に充分説明したが配慮を得られない。 むしろ苦手とする仕事をするように言われ、より病状が悪化した。 退職を勧められて辞めざるをえなくなる。」

うつ病の特徴を理解されないと、辛くて休むことが甘えやサボりだと勘違いされ、さらに冷たく当たられたという口コミが多くありました。それが悪循環を生み、症状の悪化や退職を余儀なくされるという状況を作り出しています。
もしかすると、この記事を読んでいるあなたにも同じような経験や悩みがあるかもしれませんね。

でも、安心してください。うつ病を抱えながら仕事と向き合っている人からの口コミは、このように辛いエピソードばかりではありません。
逆に、うつ病の症状が理解され、きちんと配慮してもらいながら働いている方の声もたくさん届いています。

ここからは、これまでの悩みや不満を参考にしながら、うつ病を抱えながらでも働きやすい職場について考えていきましょう。

4. うつ病への理解は働きやすい職場への第一歩

うつ病の方の満足度と周囲の配慮やサポートの関係グラフ
うつ病を抱えながらでも続けられる職場は、どのような職場なのでしょうか? 前述した「悩みや不満の生じる職場と逆の職場とはどのような職場か」をヒントに考えてみると続けられる職場は、うつ病に対する理解と配慮のある環境がある職場です。実際にそのような職場で働いていた人の口コミを紹介します。

「毎朝、自分の精神状態の確認をしてから仕事量を決めてもらえたので、無理なくテンポよく仕事ができました。また、終業後に今日感じたことを聞いて頂き、体調に関して心配な点や周囲から見た客観的な自分を把握して治療に役立てることができ、病気と向き合いながら仕事をすることができました。」

「通院に際しての早退を認めてくれ、急に休んでも怒られるどころか皆さんが体調を気遣ってくれました。症状が酷くて買い物に行けず食料がなかった時に、先輩が自腹でお弁当を買って家まで届けてくれたこともありました。休職も限度の日数いっぱいまでさせてもらいました。本当にいろいろなところで、物理的にも精神的にも助けてもらっています。」

「上司や同僚にも同じ疾患を持つ人がいて理解のある職場だったので、うつ病をオープンにしてからはプレッシャーから解放されてストレスが減りました。」



うつ病に対する理解と配慮があることは、働きやすい環境へつながっているようです。
上司や職場の同僚にうつ病の症状や特徴を理解してもらえれば、症状が出たときに勘違いされることもなくなります。そして、配慮を得られることで仕事に対するプレッシャーが軽減され、精神的にも楽になるでしょう。

紹介したグラフは、うつ病の方からの口コミを対象に、職場への満足度と周囲から受ける配慮の関係を表したものです。

  • 満足度の高い職場は、周囲の配慮やサポートがある
  • 満足度の低い職場は、周囲の配慮やサポートがない
という結果が一目でわかります。
配慮やサポートがある職場(=満足度の高い職場)では、うつ病を抱えていても、長く仕事を続けられそうですね。

うつ病の方への仕事探しをサポートしているキャリアアドバイザーの方々にも、働きやすい職場を見極める上でのポイントを伺ってみました。

① うつ病の方に気を付けていただきたいのは、新たに働こうとしている職場が、うつ病を発症した時の状況と似た環境ではないかということです。

そのためにも、まず自分がどのようなことにストレスを感じるのかを分析することが大切です。上司のタイプ、人間関係、職場の環境など具体的に挙げてみましょう。そして、新たに働きたい企業や復職した職場に同じようなストレス要因がないかどうか、可能な限り確認しましょう。

②障害者雇用の経験がある企業の方が、サポート体制が整っている可能性は高いでしょう。ただ、どんな障害の方が働いているか、同じ障害の方がいるかどうかはあまり気にしなくても良いと思います。同じうつ病の方がいると気持ちが分かり合える気もしますが、相手の症状に影響されるケースもあります。

③入社した後、誰に相談すればよいのか、誰の指示で仕事を進めるのかが明確になっている企業はおすすめです。
例えば「誰にでも相談して良い」というざっくりとした指示より、「担当は〇〇さんです」というように、誰に聞けば良いのかを明確にしてくれると安心できます。

④配慮やサポートに加えて、長く働く上でとても大切なことは「あなたがその企業で働くことを期待されているかどうか」ということです。ただ居るだけでよいという企業は避けましょう。

それを確認するのは難しいと思うかもしれませんが、見極めるポイントがあります。それは、仕事内容が具体的であるか、明確であるかといった点です。仕事内容が明確になっていれば、それは期待度が高いと解釈しても良いのではないでしょうか。

▼他にもうつ病の方の仕事に関する口コミがたくさん届いています。
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5. うつ病を伝える?伝えない?

5-1.うつ病を伝えるということ

仕事を探す上で気になるのは、企業にうつ病であることを伝えるべきか、伝えない方が良いのか、ということではないでしょうか。
皆さんの思いはどちらですか?

まずは、実際にうつ病を抱えながら仕事をしている方の生の声を見てみましょう。

「やはり、自分が病気だと隠してしまう方もいると思いますが、隠そうとすると、余計に不安やストレスがたまりやすくなり、長続きしないと思います。勇気を出して、面接をした方がきっと自分に合う職場が見つけられるはず。」

「確かに、素直に話せば面接で落ちる可能性は飛躍的に上がると思います。しかしながら、それを隠して入社したところで自分の病気や障害を隠しきれるわけではありません。そうなった時に会社に迷惑がかかるのはもちろんですが、一番困るのは自分です。」

「しっかりと自分の症状や仕事が出来るペースなどを訴えた上で、雇ってもらえる場所が最高の職場になると考えています。」

うつ病を隠していると、職場での人間関係にもかえって悪影響があります。
仕事で失敗をしてしまったとき、本当はうつ病の症状が原因だったとしても、周囲の人々はそれに気づくことができないかもしれません。

うつ病の症状が理由で何度もミスを繰り返してしまうと、何も知らない上司や職場の同僚にとっては不信感を抱く要因となります。
そして何より、あなた自身が秘密を抱えながら仕事をするのは苦しいですよね。

でも、「うつ病と分かったら採用してもらえないかもしれない…」といった不安もよぎることでしょう。

ここで、もう一度思い出してみましょう。
うつ病を抱えながらも働ける満足度の高い職場とは「配慮やサポートのある職場」でしたね。

周囲の配慮やサポートは、自分がうつ病であることを伝えなければ、決して受けることはできません。

「うつ病だから」という理由だけで不採用になる企業には、入社してからもあなたをきちんとケアしてくれる環境は望めないはずです。

このように、働きやすい環境で仕事を続けている方の多くは「うつ病であることを伝える」という考えを持っているようです。

5-2.うつ病の正しい伝え方

では、実際にはどのように伝えれば良いのでしょうか?
「うつ病と診断されています」と伝えれば良いかというと、そうでもないようです。

うつ病といっても、症状は人それぞれです。
また、上司や職場の同僚が、必ずしもうつ病に対する正しい知識を持っているわけではありません。できるだけ詳しく、理解してもらえるように伝える工夫が必要です。

まずは自分の症状を良く理解しましょう。例えば

  • どんな環境が苦手なのか
  • どんなことならできて、どんなことができないのか
  • あると嬉しいサポートや配慮はどのようなことか
  • 通院や治療の状況が仕事に影響することはあるのか
など、細かく箇条書きにまとめていくと分析しやすいでしょう。主治医の先生に相談しながら進めてもよいですね。

キャリアアドバイザーの方々からも、うつ病であることを伝える際に役立つポイントを教えていただきました。
うつ病の再発や悪化を防ぐためには、発症したときと同じ環境にならないことが大切です。同じ環境とはどんな環境なのか?何にストレスを感じるのか?といった発症理由をきちんと伝えることは、長く務める上でとても重要です。

このように、自分のことを分析すると、就職や転職で必ず受けることになる「面接」でも役に立ってきます。

▼他にもうつ病のある方の仕事に関する口コミがたくさん届いています。
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6. 復職、転職を考えてみよう

次に、自分の職場について考えてみましょう。
このコラムを読んでいる方の中には、働きながらうつ病を治療している方、休職している方、退職した方、いろいろな方がいらっしゃると思います。

でも、このコラムを読んでいるということは、これからの仕事について考えていることでしょう。

まず、現在も働いている方、休職している方は、現在の職場が満足できる職場なのか考えてみましょう。口コミにも、一度休職したものの、同じ職場に復帰して仕事を続けている方からの声が届いています。

「『記者は時間的に不規則で宿直もあり、負担が大きいから』との会社の判断で、内勤への異動となりました。周囲の人は付かず離れずの距離で見守りながら相談相手になってくれました。症状が酷く休みが続いても、文句を言われるどころか体調を気遣ってくれる人が多かったです。」

「休職制度を利用し、その間リワークに通いました。復帰後も業務の負荷について配慮いただいています。」

「休職も限度の日数いっぱいまでさせてもらいました。今でも連絡を取っている人がたくさんいて、励ましてくれたり、心配してくれたりします。本当にいろいろなところで、物理的にも精神的にも助けてもらっています。」

「鬱がひどく、突然休職させていただきましたが、その間の仕事を分担して終わらせてくれて、復職した際も無理せずゆっくりでいいとお言葉をいただきました。配慮が足りないと思う部分はありません。」



ただ、復職を試みたもののできなかったという方や、復職を悩んだ方もいらっしゃいます。やはり、職場からの配慮やサポートがなく、仕事を続けることが難しかったようです。具体的なコメントを見ていきましょう。

「うつ病を申告するも、入社より1年以内の場合、最大3ケ月しか休職できず、それを超えると退職しか選択肢がない。」

「休職する旨を上司や先輩に伝えたら、『しっかり休んで』との声を頂いた。しかし会社からは、職場環境の改善は現状できないと言われた。」

「休職後に復職した直後は負担の少ない仕事から始めていったが、体調を崩し休んだりしたため、上司に叱責された。また、フルタイム勤務に戻るまでに半年ほどかかり、『こんなに時間がかかるのはおかしい』と産業医に責められた。」

「メンタル面に問題があり休職した人は、復職しても再度休職する人がかなり多く、復職プログラムがあまり上手く出来ていないのではないかと思う。」

「社員の方は休職されている方も多く、ほとんどは休職したまま退職したり、復職してもまた休職したりするケースが多いので、配慮が足りないのが原因だと思います。」



復職が望めない場合は、転職を考えることも1つの方法でしょう。
望んでいる環境が整った新しい職場で仕事を再開することで、うつ病を抱えながらでも満足して働ける職場に出会えるかもしれません。

ここからは「理想の職場」について考えてみましょう。「配慮やサポートがあること」以外にも、確認したい項目があるはずです。

7. 職場で優先する項目をまとめよう

うつ病の症状を快方に向けていくためには、できないことを頑張りすぎないことも重要です。 皆さんにとって無理なく働ける理想の職場はどのような職場ですか?

「一人で仕事をするのはプレッシャーも強く責任が重くなりますので、決して一人で仕事をしない、チームワークを重視した会社が良いかな、と思います。」

「上司の知識や寛容さ次第で病気に対する対応がガラっと変わってしまうのは事実です。良い上司、理解力が高く相談にもきちっとのってくれる真面目な上司に巡り合うと、やる気が俄然高まり『頑張ろう』という意欲が非常に高くなります。」

「通勤時間もあまりかからないところの方がいいかと思います。長時間の電車通勤などですと、それだけでもきついです。それから、私は朝に気分が落ち込むことが多いため、昼間ぐらいから働けるような職場がいい、というように、それぞれ働きやすい時間帯もあるかと思いますのでそこもきちんと確認しておくべきだと思います。」

「選り好みはしている暇はない」とか、「入れればどこでもいい」と言うスタンスは病状が悪化するリスクがあるので非常に危険です。自分の肌に合うか、仲間と分かち合えそうか、必ず確認しましょう。」

「離職率を聞くのがよいと思います。よい会社なら、離職率が高くなるはずがないからです。また、入社後はどういったケアがあるのかも聞いておくと良いと思います。」

会社の雰囲気、上司や同僚のうつ病や病気に対する理解度、仕事の進め方、通勤にかかる距離や時間、離職率など、働きたい企業で重要視するポイントは人それぞれです。

復職を目指している方は、もう一度これらのポイントを参考に、職場に望む環境を見直してみましょう。

会社の雰囲気や人間関係など、求人情報からは見えない要素がある一方で、通勤時間や業務内容など求人情報から得られる情報もあります。
まずは、自分の考えをまとめましょう。そして得るべき情報をクリアにしておくことが大切です。

しかし、自分だけでは得られない情報はどうやってクリアにすれば良いでしょうか?
次の章では、転職を考えている方へのアドバイスをご紹介していきます。

1つの方法として、就職活動をサポートすることを専門とした機関や人材紹介会社(エージェント)を活用するというやり方もあります。そのような機関や人材紹介会社を活用していくことは、一人での就職活動に不安がある人にはおすすめです。

▼他にもうつ病のある方の仕事に関する口コミがたくさん届いています。
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8. 紙やネット以外の情報もゲットしよう

うつ病の方が働きやすい企業を考える場合、会社のミッションや業務内容も大切ですが、大きな決め手になりうるのが「職場環境」です。

会社紹介の採用ページや企業サイトだけでは、あなたが実際に働くことになるかもしれない職場の雰囲気は掴みづらいかもしれません。

企業によっては事前に職場を見学させてくれる場合もあるので、まずは見学させてほしいとお願いしてみるといいでしょう。自分でお願いするのが難しいという場合は、ハローワークや人材紹介会社などに相談するのも良いですね。

実際に職場を見学した方は、会社のどのような点に注目したのでしょうか?

「勤めるかもしれない場所を可能ならしっかり見学することだと思います。通路、トイレ、持ち場の仕事場など。仕事内容も見学できるならどんな雰囲気であるか仕事の流れなども確かめつつ、後は自分のペースで仕事がはかれるか、パーソナルスペースを保てるかなどを見極めるのがオススメです。」

「社内に同じ病気や障害の人がいるかどうかも確認してみることを勧めます。既に障害者の雇用をしている職場なら、ケアやサポートの体制が整っている可能性も高いです。」

「無理をして症状が悪化したり再発したりすることのないように、現場を自分の目で判断する他、就労支援サポート担当者の有無やその対応なども確認できたら理想的です。」

実際に職場を見学することは、求人票やホームページからはわからない雰囲気を感じとることや知ることに繋がります。

9. 面接をチャンスに、自分と企業のお互いを知ろう

面接は多くの方が緊張することでしょう。「何を聞かれるのかな」「上手く話せるかな」と心配になるかもしれません。

ただ転職活動の面接は、企業側があなたを審査するだけの場ではありません。大事なのは、あなたが企業に求めるものと、企業があなたに求めるものがマッチングすることです。

面接こそ、不安や疑問点を解消するチャンスです。質問タイムを有効活用して、気になる点はクリアにしておきましょう。
何を聞けば良いか不安な場合は、以下の経験者の皆さんからの声を参考にしてみてください。

「聞くべき事は全て面接で聞いた方が良いです。うつ病などの精神疾患は考慮してもらえるのか、配慮はあるのかなど。」

「もし、精神面で何かあったら時短勤務ができるのか、通常よりも多く休憩を取ることができるのかを、聞くべき質問として挙げられるかと思います。」

このように、休職期間についての定めがあるかどうか、実際に休職した場合の給与はどうなるのかなど、具体的に聞いておくと安心です。

さらに、キャリアアドバイザーの方々からも、面接で確認すると良いことを教えていただきました。
配慮やサポート内容を、より具体的に確認すると良いでしょう。 例えば、通院は有休になるのか、欠勤になるのか、半休になるのか、といったことなどもその一つです。

それから、業務内容が契約内容と一緒なのかを口頭できちんと確認することは大切です。入社後、とまどうことなく業務にとりかかることができるでしょう。入社してから困らないように、また話が違ったということのないように、面接という場で確認することは大切です。

細かいことではありますが、仕事をしていると自分の業務が終わり「手すきの時間」が生じることがあります。その時に「相談する人がいない、やることがない」という不安を持つようになると、自分が何のために仕事をしているのか、期待されているのか、という悩みにつながるケースも多くみられます。ですから「手すきの時間」はどのように対応すれば良いかについても、あらかじめ相談して不安をクリアにしておくと良いでしょう。

そして、自分を正しく理解してもらうためにも、自分がどこまでできて、何ができないのかを明確にしておき、それを自ら伝えることは信用に繋がります。

キャリアアドバイザーの方々からは、他にもこのような意見をいただきました。
「できること、できないことを伝えることは大切です。
特にできないことは、苦手だと思う原因を理解していることが重要になります。苦手を少しでも克服するために、どんなサポートがあると助かるのかという説明ができることが好ましいでしょう。
例えば電話1つにおいても「社外の方と電話するのは苦手だが、社内の方との電話はできる」といった説明を加えることで、仕事に対する姿勢が前向きだという好印象を与えます。」

このように、伝え方により、ネガティブな内容でもポジティブな印象を与えることができます。

他にも、前職の退職理由を伝えるときに役立つ貴重なアドバイスをいただきました。
「前職の退職理由は、ポジティブな理由で伝えると良いでしょう。例えば人間関係で仕事を辞めたとします。説明の仕方として次のどちらが好ましいでしょう?

①「人間関係が悪くて辞めさせられた」
②「人間関係が難しいと感じました。ただ自分なりに挨拶は欠かさないなどの工夫をしました。どんな会社でも人間関係は切ってもきれない必要なものです。ですから、今後も自分から挨拶をするなど職場に早く溶け込めるように、努めていきたいです」

①よりも②の方が、人のせいにするのではなく、事実を真摯に受け止めている印象や前向きなイメージが伝わりますよね。

このように、伝え方1つで企業に与えるイメージも180度変わってきます。自己分析をしたら、次は実際の面接をイメージしながら話すことをまとめると良いでしょう。

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10. オススメの業界・業種・企業

ここまでご紹介してきた口コミの中から、ポジティブな回答をくださった方がおすすめする業界・業種や企業を、具体的な名称を挙げてご紹介していきます。

10-1.おすすめの業界・業種

①システム開発、製造業、アパレル

おすすめ業界は、対人ストレスが少なく、集中して作業に取り組むことができるシステム開発や製造業です。
また、反対に接客系の業務も多いアパレル業界がおすすめなのは、うつ病への配慮が整っている企業もあるからです。

②電話対応、接客、カスタマーセンター、窓口

意外にも、お客様とのコミュニケーションがメインの業種がおすすめという結果になりました。
これらの業種のメリットとして、マニュアルが完備されていることが多いため安心して業務に専念できることが挙げられています。
直接相手と顔を合わせる接客やカスタマーセンターのお仕事に抵抗がある場合は、電話対応のみの業種を選ぶとよいでしょう。

10-2.おすすめ企業

おすすめ企業については、以下のように「おすすめポイント」別にまとめました。
実際に勤務していた方の「生の声」もご紹介しますので、就職活動の際の参考にしてみてくださいね。

①福利厚生や制度が充実している

NTT東日本-東北 総務部 購買課
「福利厚生がとても充実しています。有給も取りやすい環境。職場も相談できる環境です」
満足度:★★★★★
配慮 :★★★★
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キヤノン株式会社
「大手企業なので施設が充実していて、福利厚生も正社員に準ずる形で提供されます。 服装がある程度自由なのも◎。」
満足度:★★★★★
配慮 :★★★
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武田薬品工業株式会社
「会社が設けている制度、組合や共済会の支援は非常に手厚いです。一定の条件を満たせば、病欠→有給休職→無給休職を取得でき、その間の所得も保障されます。定期健診まで会社負担で受診できます。ただ職場や職種により、認知度や理解度、活用度に差があります。理解のある職場や上司に恵まれれば、安心してリスタートできます。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★★
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東日本技術研究所
「有給休暇制度や残業振替などの制度が充実しており、風邪などでやむなく欠勤しても給料に直接響くことがありません。」
満足度:★★★★★
配慮 :★★★★
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富士通株式会社
「福利厚生制度が大変手厚く休職中も不自由なく暮らせました。復職する際も、就業規制や産業医面談などのサポートがありました。」
満足度:★★★★★
配慮 :★★★★
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②病気や障害者への理解がある

株式会社熊谷組人事総務部
「障害者雇用に理解があり、制度も周りの人間関係も良かったです。病気などへの偏見も感じられず、体調面でフォローしてもらえるので働きやすいです。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
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社会医療法人きつこう会
「何らかの病気や障害がある方にとってはとても理解があり、その病気や障害の程度に合わせて仕事を割り振っていただけるため、リハビリも兼ねて社会で働きたいという方にはとても良い職場だと思います。頻繁に上司や先輩から声をかけて頂けます。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
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日本電気株式会社
「うつ病についての理解が深まるよう研修教育を全社で取り組んでいて、うつ病の社員も無理なく働ける配慮をする空気が生まれてきました。周りに助けられながら仕事が出来ています。 他にもうつ病の社員がいるので、部署にも助け合いの気持ちがあるのがありがたいです。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★★
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株式会社リクルートオフィスサポート
「特例子会社ということもあり、さまざまな障害を持った人が働いているため、自分の障害で引け目を感じることが少なく、体調管理もしやすいです。また、さまざまな職歴の人がいるため、初めて携わる仕事は丁寧に教えてもらえるので、働きやすいです。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
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③仕事内容がおすすめ

株式会社富士通
「成果評価制度が浸透しているため、自分で計画を立てて実行していく力がある人にはオススメめです。粘り強く自身の仕事に取り組み、改善していける思考を持っている方だと活躍できるはず。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
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雪印メグミルク株式会社
「シフト勤務で時間が決まっており、基本的に残業もないので、体のリズムを作りやすい。また、マニュアルによって定型化した仕事が基本なので、顧客応対が苦手でなければ勤まりやすいのではないでしょうか」
満足度:★★★★★
配慮 :★★★★★
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④職場の雰囲気が良い

株式会社アカデミア
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
「アットホームな職場で、体調が悪いときもある程度配慮してくれます。短時間労働など、さまざまな働き方を選択することができるので、持病がある人も働きやすいです。」
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株式会社ユナイテッドアローズ
「和気あいあいとした職場で、『些細なことでも何かあった場合は上司や営業担当に話すようにして』という配慮が非常に良かったです。」
満足度:★★★★
配慮 :★★★★
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11. 専門家からのアドバイス

仕事探しを考えているうつ病のある方へ、障害者雇用の専門家 みちしたさんからのアドバイスを紹介します。

■働くことを迷っているうつ病のある方へ

うつ病は決してその人のヤル気がない、サボっているという訳ではありません。しかし、理解がなく、余裕のない職場ではどうしても配慮が足りなくなってしまう場合もあるのが実情です。

大切なのは記事の紹介でもあった通り、うつ病に対して積極的に向き合い、配慮する企業があるということです。

自分が何が得意で苦手なのか見つめ直し、どのような仕事に向いているのか考えてみると、新しい発見があるかもしれません。焦らず、出来ることから動き出してみましょう。

■これから働くうつ病のある方へ

復職、転職どちらの場合でも意欲的に働こうとする姿勢は素晴らしいです。

うつ病に悩まれている方は、自己責任が強く自分を追い込んでしまう方も多いと思います。
仕事を休んでいると「1日も早く仕事に復帰しなくては」と焦ってしまうかもしれません。

しかし、記事でも紹介がありましたが、働くには求職者と企業のマッチングが大切です。

採用面接では採用されるのを優先して、不安な部分を隠したり質問せずにいると結果的に上手くいかないことが多いです。 焦らずに、双方が良い関係になれるように行動してみてください。

12. 最後に

転職や就職活動をしようと思ったら、自分のペースで少しずつ行動してみてください。
まずは、うつ病を伝えるかどうか、自分にあった働き方はどんなスタイルか、仕事や職場で優先すべきことは何か、自分のできること・できないことは何か、を自分でまとめてみましょう。

そして1人ではなく、利用できるサポート機関や専用の人材紹介会社(エージェント)を有効活用することも可能です。わからないことや悩みを相談して、実際に企業を見学することで、企業の雰囲気をより感じとることができます。

中にはうつ病に関して理解があり、きちんと配慮してもらえる職場もあれば、残念ながらそうではない職場もあります。

少しでも「おかしいな」「不安だな」と思ったときには、うつ病を悪化させてしまいかねない危険な職場からは、早めに離れることを考えるべきかもしれません。

あなたの大事な心を守り、ありのままのあなたで仕事をしていくためにも、最初の段階で我慢しないことを大切にしてくださいね。

あなたが幸せに働ける環境に出逢えることを、私たちは心から願っています。


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監修者

社会福祉士・精神保健福祉士の資格を取得。障害者支援施設にて支援員を8年経験した後、福祉資格を持つ地方公務員として採用され、ソーシャルワーカーとして活躍。現在はフリーのWEBライターとして、福祉に関する情報を発信している。

保有資格

著者

障害、病気のある方の企業や仕事に関する口コミサイト「アンブレ」を運営中。 丁寧な取材や口コミの分析を通して、病気や障害の特性に配慮した働き方や仕事との向き合い方を提案。理想の職場に出会うための、そしてより働きやすくなるための情報を発信しております。障害や病気があってもぴったりの仕事を。

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