負担が一部の人間に偏った形で、仕事をしたがらない人間は仕事をしなくても給料を貰える状態なのが不満だった。あまり不満を言わない人間にしわ寄せが行き、給料は年齢で決まっていたので、不満がたまりやすかったと思う。

常勤職員として国文学の授業を担当していた。就職時には病気を自覚していなかったが、校務分掌で就職課や担任を続け、保護者対応に疲弊し、過換気症候群の発作がひどくなり、病院で不安障害と診断された。

過換気症候群の発作がひどかった時に、点滴に連れて行ってくれた同僚がいて、感謝している。ただし、差別的な目つきをしたり、「更年期障害じゃないの！？」と言ったりする人もいて、嫌だった。

教員は近年はメンタル疾患の人も少なくないことが知られるようになったが、私が勤務していた頃には偏見の眼差しが向けられていた。 同僚にうつ病を発症した人がいて、一年休職していたが、復職することなく退職した。それを見ていて、私もメンタル疾患は隠さないといけないと感じた。 オススメポイントを一生懸命考えてみましたが、生徒が教員に対して普通の態度をとるところだったと思う。挑発的なことをしたり、教員をバカにしたりすることはなかった。当時は当然と感じていたが、今にして思うと、そんな最低限のマナーも守れない子供が増えているので、良い点だと思う。

私立学校で人間関係が固定しているだけでなく、当時は教員間に学閥があって、違う大学出身者に対して、授業中に生徒にまで悪口を言ったりする人間がいた。教員同士の仲が悪いのが、マイナスポイントだと考える。