困ったときに上司へ相談しても、上手くはぐらかされたり、ほとんどフォローがありませんでした。

正直なところ、法定雇用率を満たすためが主目的になっており、受け入れ態勢は殆ど整っていませんでした。 受け入れ態勢とは、メンタル相談窓口だとか適材適所の配置だとかいうことです。 障害者本人が、試行錯誤を重ねながら工夫していくことに、会社側が甘えていると感じました。

管理職である上司に精神疾患の知識が皆無だったことと、相談できる産業医等の窓口が無かったため、とても満足できるものではなかった。

職場のメンバーに恵まれていたので、みんなで楽しく働くことができたからです。

総務部での伝票起票や、その他の管理業務です。 その後、休職を経て異動した人事部では、マイナンバーの管理業務でした。

サンマルクカフェにて勤務

総務：伝票起票，その他事務。 人事：労務事務，マイナンバー管理。

＜接客業務全般＞ 接客 電話応対 調理。

身体はともかくも、精神疾患の知識が上司に全く無く、見当違いな対応ばかりで、いつもすれ違いの状態でした。 また、復職後の人事部では、精神疾患を理由にほとんど仕事を与えられず、やりがいを完全に失いました。

直属の上司から配慮やサポートは殆ど無く、とても辛い思いをした。

誰にも話していなかったので、何のサポートも受けていなかった。

幸いなことに、もともと居た部署の社員以外は、私が理不尽な扱いを受けていることを察してくれていました。 そのため、廊下で会った時などには、労いの声をかけてもらえ、また頑張ろうと思えました。

皮肉なことですが、私が会社を退職する頃になって、障害者雇用の環境改善が進みました。 例えば精神の障害を持った人は、電話応対をせず業務に集中できるよう専用の事務室が用意されました。 また、昼休憩を過ごしやすくするため、空きがあったフロアに休憩室が作られました。

私が、退職時のアンケートに不満点を訴えたこともあってか、現在は障害者雇用の労働環境が改善されつつあるようだ。

20代が多い若い人が集まる会社なので、年齢が高い人は少し浮いてしまいがちではあるところがありますが、若い方はワイワイ楽しくできます。

障害者雇用の人は、遠方から通う場合が多いにも関わらず、交通費別途支給がありませんでした。

休憩スペースが限られているため、特に車椅子の人は居場所がない。

年中無休だったので、休みを取るのは職場内で戦争になることがあります。