アクション俳優、舞台という、なかなか経験できない仕事ができたことはとても良かったと思います。格闘技、剣技、殺陣の練習は厳しいながらも楽しく、ショー本番の緊張感も他では味わえないと思います。 ただ演技の世界は容赦がありません。泣き言は通用せず、お客様のためと自分の感情を押し殺して行動することになります。

ヒーローショー出演のためのアクション俳優の振り付けや格闘技の訓練、舞台設営補助、ショー出演。

舞台に立ってお金をもらう以上、情け容赦はありません。 体育会のような根性集団で、とにかく厳しい言葉を投げつけられます。障害があろうがなかろうが配慮という言葉は存在しません。腕を上げることでしか、自分を保つことが難しかったです。

オススメポイントとしては、エンターテイメントの世界を見る機会と、そこに立つためのレアな経験ができるところです。 未経験でも格闘技、剣技、演技、ダンスの基礎を学ぶことができ、ショー出演のために遠征することも多く、いろいろな場所へ行く楽しさもあります。

実力が全ての世界ですので、腕が無ければ罵倒され続けます。障害や病気の告白はタブーのような空気でした。