仕事は任されやり甲斐はあったが、バブル期の建築業界、ゼネコン相手のコンピュータ業界にいたため、ブラック極まりなかった。仕事は楽かったが体を壊し、3年で退職。上司に恵まれていたため、満足度はそれなりに高い。

建築設備のCADシステム開発。顧客との打ち合わせ後、カスタマイズ開発。

当時は喘息を発症していなかったが、ストレスと疲れで皮膚アレルギーが出た時に、通院を優先させてくれた。それも勤務時間とカウントしてもらえた。

直属の上司は男女差別の意識がなく、お茶汲み、掃除も全て分担か、各自が行う、もしくは手の空いた人間が動くのが当たり前だった。やる気と責任感、能力さえあれば、年功序列もなかった。裏返せば、仕事をしない、誤魔化す、など適当過ぎる人間はいられない部署だった。部署によりそんな人間も多く、辛いこともあったが、当時の上司は守ってくれた。

営業や経理、その他の部署も同じフロアにあり、開発の仕事の邪魔が入ることも多かった。外線で顧客の技術対応などで、仕事を落ち着いて出来ないことも多かった。営業から顧客の技術対応を振られることも少なくなく、夜間、休日が最も仕事のはかどる時で、休日出勤が、納期前は当たり前になっていた。