取締役も社長もすぐ近くのデスクに座っており、普通に会話できるくらいの30人くらいのテレビ番組制作会社。 ほとんどのテレビ番組制作会社は使えなかったらすぐに辞めさせるスタイルだが、この会社は少し違う。 ミスをしたり、突然いなくなったりしても、即退職には繋げない。 小さい会社故、仲間意識が社長から感じられる。時間が不規則な制作会社であるにも関わらず、社長は働き方改革を推しているために50代をADとして採用したこともある。 ただ、取締役がクラッシャー。 もう少し社長の意図を汲んで取締役が行動できるのであれば、環境は抜群に良い。

テレビ番組制作アシスタントプロデューサー。 生放送立ち会い、場合によりロケ立ち会い、出演者・スタッフへの連絡窓口、書類関係の対応。

入社4ヶ月で、病気の発症の告知を受けた。 痛みに耐えられず、休職を求めたが却下。 デスクワークだけにする、18時で帰宅、でも給料は5万減の20万。 強い薬のせいで胃を悪くする。ごはんが食べられないのでスタミナもなくなり仕事どころではなくなったため退職。 社長は最後までひっそりとフォローしてくれた。

病気が発覚した時は出来るだけ働ける環境を考えてくれたが、社員が難病にかかった場合の経験や知識が無いので、対応できないとわかった瞬間からは態度が急変し地獄なようなことをする。 手に負える範囲なら勤務時間を減らすなど協力的。 人を大切にする社長の意向だと思う。

減俸のかわりに労働条件を和らげる、という対応を示してくれたがすぐさまその約束は破られる。 低賃金のまま元の仕事量に。 仕事の電話をしているだけで、「電話をかけるんじゃない」と怒る。