当時(20歳)は線維筋痛症はありませんでした。県立の病院の薬剤部で調剤助手をしていました。あくまで助手、アルバイトのため、体調がすぐれない時はお休みをいただけました。職場の薬剤師の方たちも大変あたたかく、退職する際には一番偉い方から、よく働いてくれました、と感謝状をいただきました。今でも私の自信につながっています。

まずは短時間からのパート勤務を認めていただけました。短時間から始めて、仕事や通勤に慣れたところでフルタイム(週3日程度)勤務に切り替えることができました。また、重いダンボールなどは線維筋痛症で持つことができないのでそちらは出来る方にお願いをして、とにかく自分は自分にできることをやっています。周囲の方とのコミュニケーションも欠かさず「一緒に働けて良かった」と思ってもらえるようにというのが目標です。

公立の施設ですと、アルバイトであっても公務員のような扱いになります。待遇もよく、頻繁でなければ体調不良も許されます。覚えることは多いですが、相談や質問を欠かさずに仕事をすることで自然と覚えていくことができます。

バスを乗り継がなければいけません。精神疾患ですとお薬の服用で車が運転できない場合があるため、アクセスが悪いのが難点です。