クローズで入った警備員としては、まだまだ好待遇だと思いました。 アルバイトの警備員とはいえ、有給休暇が取れないところもある中で、中々働きやすかったと思います。

元々、クローズだったため、支援はありませんでしたが、助かったのが、有給休暇と日払い制度でした。

警備員在職中に障害者職業能力開発校を受験し、合格したため退職したのですが、職業能力開発校は、様々な障害者に配慮された設備などが整っていてとても使いやすかったです。同居する夫に勧められて入校したのですが、カウンセラーの先生などが常駐していて、少し体調が悪そうであると声をかけてくれたりして、とても助かりました。 また、卒業後も3年間はフォローを貰えるのでとてもいいと思います。

ここの障害者職業能力開発校のマイナスポイントは、今後の職場環境の国際化に伴った英語教育が整っていないことがマイナスポイントだと思います。 英検2級を取得した者として、国際化に合った職業訓練を提供するべきと思います。 また、介護者の離職によるキャリアの空白や孤立化を食い止めるための施策、離職後に被介護者を看取った後のキャリアプランなどの構築などにも積極的に関わって欲しいと痛感しました。認知症の母を施設に預けてから、私のうつ病が発覚し、障害者手帳が取れて入校出来たのでまだよかったのですが、介護や介護離職によるうつ病は高齢者虐待にも繋がり、深刻な問題となります。 こうした問題に発展する前に、介護離職者向けの職業訓練コースや、介護福祉士による介護の悩み相談、介護中の被介護者の施設あっせんなどにも取り組んで欲しいと切に願います。