私が精神病を患っていることは上司も同僚も後輩も、全ての人が知っていたと思いますが、特に病気について聞いたり触れたりはしませんでした。過去のことを思い出してしまうとPTSDのフラッシュバックの症状が出てしまう私には、大変ありがたかったです。 毎日「今日は調子はどう？」「よく眠れた？」とあたたかい言葉をかけて下さる上司の方や同僚がおり、精神的に助けられました。 そしてパニック発作が出た時には休憩室で休ませてくれたりと、冷静に対処して頂きました。

フラッシュバックが出ないように、クレーマーからの電話は上司が代わってくれることになっていました。 そして、パニック発作で過呼吸やパニック状態になった際には、冷静に対応して下さり、休憩室で横にならせてくれる・しばらく寝かせてくれるなどの支援をしてくれました。病気についてはあまり聞かない、触れないという気遣いもして下さりました。 マニュアルについても、「喋れなくなり黙りこくってしまう時にはすぐに代わってほしい」と言ってくれる同僚がおり大分助けられました。

コールセンターでは何度か働いたことがありますが、働いている人があまりお互いに干渉しない傾向にあるため、気楽でした。 またどこのコールセンターでも休憩室は完備されていたので、精神状態が良くない時は休むこともできました。 仕事についてもマニュアルが用意されているので、基本的には簡単な仕事ですが、夜勤になるとお給料は高めなので助かりました。

コールセンターでは、電話越しではありますがどうしても「他人と話さなくてはならない」仕事なので、鬱状態がとても酷い日でも他人と話さなければいけないのが辛かった日はあります。また上記で書いたように、クレームの対応もしなければなりませんので、頭ごなしに怒鳴られることがあります。そこはとても辛い部分でした。 それ以外は特にありませんでした。