働けるだけでありがたいとは思うのですが、やはり私の病状を100パーセント理解していただけるわけではないので、時々意思の疎通がしにくいときがあります。 トップの方の気遣いで、まわりの社員・スタッフの方たちも意識して障がい者、病気の人に偏見をもたず助けてくれるので本当にありがたいです。

重いものは代わりにもってくれたり、たちっぱなしでいるときは椅子をすすめてくれたり、とにかく申し訳ないくらいに気を遣っていただきました。 でもそれに甘えることなく、できることは自分でやり、感謝の気持ちを必ず伝えようとしています。

私は身体に障害がありますが、精神障がい者の施設で働かせていただいたことがあります。 お互いに助けいながら居場所を探していっているようでとても安心しました。 精神障がい者の方は体は問題のない方が多く、力仕事はやってくださいます。私はその分、そのかたちの苦手なことをフォローするよう努力しています。

昔働いた企業では健常者として働いて当然というところでしたので、体が痛くても必死で言われたことをやるように努力していました。 それでも人より遅かったりできなかったりしたので精神的に追い詰められました。