まずは、上司や同僚の病気に対する配慮があったことがありがたかったです。 講師という立場上、体調悪化に伴い長期にわたって担当授業を欠席するということは保護者や生徒の信頼関係を損なってしまうことにもつながりかねません。 そのような状況をチームワークでフォローしてもらえたことに感謝しています。

まずは体調の回復に集中できるよう、同僚も上司も「授業のことは心配しないで」と声をかけてくれていました。 実際に復帰した時も、私のいないときの指導の状況など細やかに教えてくれました。 また、生徒やご家庭に対して上司から病状悪化のため担当変更したという説明を事前にしてくれていたため、復帰後もスムーズに指導を再開することができました。

個別指導学習塾でしたので、百名近くの生徒に対して、十数名の講師が在籍していました。社会人も大学生も在籍していました。 そのため、生徒の相性を見ながら担当講師を選べる自由度があったように思えます。生徒の理解度や目標に合わせて授業カリキュラムが組まれる自由度がありました。 また、私のように講師でありながら疾病を抱えていてもチームワークでそれをフォローしてくれる度量が職場環境にありました。

勤務当時、テナントのフロアの都合でトイレスペースが小さかったことと授業スペースにトイレスペースが近かったこととがマイナスポイントとして挙げられます。 私は病気の特性上腹痛が突然襲ってくることがあるため、トイレの位置やその空間がとても気になりました。 授業中などに腹痛がある場合はどうしてもシーンとしている環境の元、トイレに入らねばならずそれがとても苦痛でした。