観光客の方が来店することが多く、毎日が予想外なことの連続でした。臨機応変に、応用を利かせてお仕事するのが苦手な私にとっては、正直きつかったです。上司の方々はとても優しかったので、そういった意味では働きやすかったです。しかし、障害への理解がない先輩が1人いたので、その人にいつも怒鳴られてばかりでした。

お土産、工芸品販売の仕事をしていました。開店時と閉店後に店内清掃をした後、レジ業務、接客、電話応対、棚卸作業、商品の発注、店内ディスプレイを臨機応変にこなすといった仕事内容でした。閉店後に売上集計、レジ締め作業がありました。

店長からは「自分のできる範囲で仕事をこなして、慣れていけばいいよ」と言って頂けていたので、働く上でとても心強かったです。自分の得意としているイラストを交えたPOP制作やポスターの制作を任せていただくこともあり、そういったところに仕事の充実感を見出していました。 仕事柄仕方のないことですが、1つの作業をしている途中でお客さんに話しかけられることも多く、そちらのことに気を取られていると、先ほどの作業をすっかり忘れて別の作業をしてしまっていることが何度もありました。そもそもが「1つのことに集中して取り組む」といった環境ではなかったため、私には合っていないと感じました。 私にとっての初めての職場だったのですが、メモを取ることが苦手だということもそこで気づきました。

非常にアットホームな職場なので、すぐに職場の雰囲気に溶け込めると思います。 仕事仲間は女性のみなので、女性が働きやすい環境が整えられています。 接客業になるため、繁忙期は目が回るほど忙しいですが、閑散期はのんびりマイペースにお仕事ができます。 社内食堂があるため、お昼ご飯をわざわざ用意しなくてもいいところも魅力的です(確かお給料から食費が天引きされていたと思います。そのため食堂にお金を持っていく必要がなく、美味しい食事を楽しめます)。

私が退職してから2年経っているので、今はかなり改善されていると思いますが、とにかくお店のシステムがアナログなので、今の時代にしては二度手間三度手間になるようなお仕事が多々ありました。 商品の数が多いので、棚卸がとても大変で、差異がしょっちゅう出ていました(これも、現在かなり改善されているとは思います)。 ツアーの観光客の方が一気にどさっとご来店された時や向かいの会館でイベントがある際はとても忙しく、休憩が取れないこともしばしばです。