難しいことがあまりなく、とにかく体力を使って同じ作業を行うことが多かったので仕事しやすい環境でした。ただ昇給するにつれて自分の苦手分野である計算などの能力が必要になってきたのでプレッシャーが多く出始めていました。

イベントの設営や撤去などの仕事で、コンサート会場やお祭りなど多岐にわたって行います。椅子を並べたりテントを立てたり、現場担当になるとほとんどが野外で力仕事でした。日によって行く場所もメンバーも違うので気分を新たに仕事に向かうことが出来て続けやすかったです。 私は初めからイベント設営の現場に行っていたので、テントを立てて養生をし、幕をつけたり備品を入れ込んだりします。

苦手なことを伝えるとそこを避けて仕事をふってくれる人も少なからずいて、黙々と仕事が出来る時は余計なことを考えずに集中してやることができました。得意な部分を多く使って仕事をこなすことが出来る現場もあれば、どうしても人数の少ない現場では苦手な能力(私の場合は計算など)が避けられない時もありました。

コミュニケーションが苦手な人でも内勤ではなく現場なら、確認など作業に必要な事以外ではあまりコミュニケーションを多く必要とせずに働くことが出来ます。 学習障害の私には隅出しのときの計算以外に学力を使わずにいられたので働きやすかったです。

仕事が少ない時期には行きたくないような現場にも出なければなりませんし、大勢いる現場では苦手な人も一緒に働く時がありました。日によって勤務時間が長かったので体力や筋力が必要です。