1人の社会人とみなして仕事をさせてもらった事には感謝するが、体調不良による早退等が査定にダイレクトに反映された事が辛かった。

データマネージャーとして所属していた部署が赤字部署という理由で、部署ごと全てを廃部する事になった結果、トータルでの新薬開発業務が受託出来なくなり、非常に大きな損失が生じた事があったから。

入社後、研修を経てCRAとして従事するも、2年目に体調を崩してデータマネージャー（内勤）に異動。

新薬開発業務として治験モニター→データマネージャーを経験後、教育担当者として新入社員への教育や継続研修の講師等を行った。

仕事内容、仕事の責務等に関しては全てにおいて健常者と全く同等に課せられた。それが遣り甲斐でもあり己の充実でもあったが、いかんせん精神障害者への配慮という物が希薄だったので、休憩が多すぎる等の社内評価がストレスだった。配慮は全く無かったと思う。

ほぼ全ての社員が医療従事者という事もあり、逆に精神疾患に対して辛い考えをする方が多かったと思っている。疾患に対する見方が冷めているというイメージが近いかもしれない。 基本的にサポートを受けた事は無いと思っている。会社の制度もあくまで一般的なもの(産業医面談やカウンセリング等)に留まっていた。

エリートとして責任のある仕事をしたいのならばお勧めだが、ただの働き口として見るならば無理でしょう。

非常にやりがいのある業界かつ、給与的な面から見ても魅力は大きいと思っている。

世界中の製薬会社に対して営業を掛けているので、英語の能力をかなり問わる。毎日が勉強なので、勉強が苦手な人には難しいでしょう。

同僚がほぼ医療従事者という特殊な環境なので、例えば人前で薬を飲んだ場合等にはすぐに何の病気かがバレてしまう。 医療従事者ではあるが病院職員ではないので、基本的には病気を労わるといった事は期待しない方が良いと思う。