クローズド枠での就職であり、障害について理解を得るのは難しかったと思う。その中で調子を崩した時にこちらがお願いした内容(勤務時間の配慮等)には迅速に対応していただいた。ただ、元々私の任されている科は業務範囲外の仕事が多く、それを訴えても改善はなかった。

医師事務作業補助者として、医師の行う業務のうち事務的側面でのサポートを行った。最初は泌尿器科・小児科・整形外科で研修を行い、紹介状作成や検査オーダーの代行入力、データベース入力、入退院時要約の作成等を行った。その後呼吸器科・呼吸器外科所属となり、外来での患者対応、出張医との連絡調整等の業務が加わった。

受診回数が増えていたこともあり、その曜日は固定でお休みにしてもらった。勤務時間は1日7.5時間でしたが、体力的にも厳しかったので半分に減らすようお願いした。担当科についても、患者対応の難しいところであったため、上司に相談しヘルプで1人来ていただいた。

医療機関なので、エレベーター等設備面での充実はあった。通院配慮は週に1回等頻繁になってしまったが対応していただいた。

障害があることを上司に伝えた際に、「障害者枠の方が都合がいいから」と障害者手帳の取得をすすめられた。手帳の取得は個人が決めることだし、そこに立ち入るのは不適切ではないかと思う。