前の会社から転職する際、社長・上長に疾患のことを話し、理解していただいたうえで入社したはずだった。 だが配属先の店舗の店長は、私の体の状態には一切配慮しないばかりか、 それではこの仕事はムリだ とまで言い切られた。 結果、退職した。

コンビニエンスストア業務全般 レジ対応、接客、品出し、清掃、在庫整理、

社長や上長は疾患について理解して下さり、決して無理はしないように、といつも声をかけてくれた。（あくまで、声掛け、だけだが）。 ただし、配属先の店長には、他の社員とまったく同じように働くことを強いられた。長時間のシフトや、連続した夜勤の見直しを相談するも、すべて却下され、挙句、“そんなことでは、この仕事はできない”とまで言われた。

典型的な旧来の日本型組織。硬直化した縦割組織。ファミリーマートを展開する会社だが、ファミリーマート本部のルールよりも、会社のルールが絶対。お客様は二の次三の次で、会社のルールに沿った業務を都度都度行わなければならない。それができない社員は、能力がないとみなされる。店舗の売上高が低下しても、店長レベルは全く責任追及をされることはない。　 どれだけ有能で、店の売り上げを伸ばせる人間でも、一度この会社に中途で入社してしまうと、アルバイトと同じか、それ以下の仕事だけを延々課されるだけの、かつ、月にしっかり４０時間の残業を昼夜関係なくシフトに組み込まれる社員になる。 月に8日の休日があり、二年目からは微々たる額だがボーナスも出る、とはいっても、社員の年収は300万を超えるか超えないか。店長でも300万なかば位。 ちなみにここは年功序列制。店長になるには最低でも5年は必要なのではないか。実際、5年たっても社員のまま、という人がいた。