通院などへの配慮はなされているが、先天性の疾病に対する認識が非常に低く、持病は自己管理の不足や私生活の乱れのように思われているふしがある。

首長の交代により、施策が揺らぎやすい。新人首長は、目新しい施策を模索する反面、過去の施策も取りやめることができず、結果的に、職員に負担を強いる。

自分で体調に合わせて、業務スケジュールンを調整可能であった。

地方事務全般。

地方事務。農林、税務、土木、総務、情報通信、企画調整、環境、秘書、都市計画

一般事務、住民対応、測量業務、課税業務、山林内の測量、現地確認

（配慮された点）定期的な通院日には会議等を設定しないよう、配慮がなされたことがあった。（配慮に欠ける点）非常時の対応のため、24時間を超えるような連続した勤務となる場合、病気の有無よりも、女性を優先して休ませることが通例となっている。

上司の品格、知識によって、対応や配慮がまちまち、大腸がんを経験した上司でも、病気を持つ部下には厳しい言葉を吐く。公務員職場の人材育成のレベルの低さが大きく影響している。

元気だけが取り柄の「政治家」がトップに立つと、持病を持つ職員の生活パターンや勤務スタイルを見下す。その反面、障がい者には必要以上に手厚い。

公務職場は、内部よりも疾病等の持病を知らない外部（市民等）からの厳しい視線にさらされており、たびたびトイレに行く、あるいは混雑時に休憩をとるといった行動に対し、避難されがちである。よほど理解ある職場環境でない限り、持病を持つ者が安易に選択すべき職場ではない。

公務員を目指すならば、健康で体力ある者でないと、よほど上司に恵まれない限り、明るい職場と感じることはできない。面倒な業務を部下に押し付けるような、ずるい者が出世し、つつがない人生を送ることができたと感じることができる。

持病をカミングアウトする勇気があれば、配属などの点において、一定の取扱いはされる。しかし、出世には明らかに影響するし、私生活まで見下されることも覚悟すべき。一流企業の経営者のような広い視野は期待できない。

地方の市役所レベルでは、業務の大半が市民や関係機関への対応に振り回されがちであり、自分のやりたいことのうち実現できるものはほんのわずか。それもごく限られた者にしかチャンスはないと考える、公務職場を目指すならば、専門職や国家公務員を目指すべきであろう。

いまや地方公務員のうち、市町村職員は、希望を持って臨む職場ではなくなっている。やがて、業務のうち、半分程度をＡＩが処理するようになり、公務員としてさまざまな知識を身に着ける機会も失われることになろう。目指すならば、都道府県職員以上

地方公務員に期待すべきものなどない。低賃金を補う社会保障制度や互助会制度などが次々に失われ、個人の成長を支援する制度もない。民間企業のほうが、希望を叶える機会が多い。地方公務員は就職戦線の負け組でしかないし、希望のない人生の選択でしかない。