企業や周囲からのサポートはありましたか？

周囲には病気であることは伝えず一部の食べ物に対してのアレルギーと伝えていた為、その部分に関しては無理に試食などを強要せず配慮してくれました。

職場のオススメポイントを教えてください

派遣という立場なので、ある程度最初に自分の無理ない働き方を希望し、それに合った仕事に就けることがメリットだと思います。

職場のマイナスポイントを教えてください

マイナスポイントは派遣先が決まったらその後のフォローはあまりないので、派遣先で問題が起きても対応が遅い時がよくありました。また飲食店側の人件費削減の対象となり、突然異動をさせられそうになったり、いつ職を失うかいう不安は常にありました。

疾病の詳細、症状に伴って困ったことを教えてください

潰瘍性大腸炎。派遣会社から飲食店に派遣され、調理師として働いていましたが、長時間労働を余儀なくされること、休憩等も不規則にしか取れない為(取れないこともある)、毎食3回飲まなくてはいけない薬を飲めないことがありました。
また、試食など業務上避けられない状況の時に腸の調子が悪いと、さらに体調を悪化させてしまうことがありました。

ご自身で工夫されていることはありますか？

休憩が取れない時のために、ゼリー状のドリンクを常に用意しておき、薬もユニフォームに常備しておくようにし、休憩が取れず食事が取れなくてもある程度自分で決めた時間に一定の間隔で薬を飲むよう心がけました。
特に肉が病状を悪化させる原因でもあった為、肉に関しては「アレルギーがある」と周囲に伝えました。

その職場をどのように見つけましたか。就職までに利用したサービスがあれば教えてください

人材紹介会社

ハローワーク

同じ病気、障害をお持ちの方へのアドバイスをお願いします

この病気は、何よりもストレスや疲労が病状を悪化させると思うので、給与面などは少し妥協しても長く自分のペースで働ける環境や会社を探すことをおお勧めします。まずは派遣社員として働いて、その後双方の相性が合えば直接雇用で社員として働く道もあると思うので、派遣会社から派遣社員として始めるのも自分の病状に合った会社を選ぶ一つの方法だと思います。