企業や周囲からのサポートはありましたか？

仕事の合間での休憩を1時間ごとにいただけました。午前から深夜までといった長時間の勤務があった場合は翌日に必ず休日を挟んでいただけました。
また、勤務途中に体調不良に陥った際も必要に応じて交代していただくなど負担をお掛けしたと思います。

職場のオススメポイントを教えてください

現在は映写業務が非常に簡略化されているので負担量が減っていると思います。上映も時間通りに行うようスタッフ全員が一丸となって業務を執り行っているところです。

職場のマイナスポイントを教えてください

タイトなスケジュール管理を徹底しているので1人のミスが多くのマイナスを招くことがあります。上映終了から次回上映開始時間前までにお客様を入場していただけるように、劇場の清掃や忘れ物などの回収は非常に忙しかったです。

疾病の詳細、症状に伴って困ったことを教えてください

左眼失明。入社時は失明しておらず両目で映写業務を行っておりましたが、失明後は片眼のみでピント調節をなど細かい作業をすることが非常に難しくなり、他の方に度々チェックをしていただくなど迷惑をかけてしまったと思います。また、日によってよく見えたり見えにくくなったりなどすることで乗り物酔いのような状態になることもあり、長時間集中しての作業に支障を行う際は休憩を取ることで多くの作業時間を要してしまうことがありました。

ご自身で工夫されていることはありますか？

当初は映写業務担当として雇用していただきましたが、他の方への負担がかかることも増えてしまったので配置を販売業務の方へ異動願いを出しました。映写業務と比べると眼に与える負担量は減ったので結果として仕事量を増やすことができたと思います。

その職場をどのように見つけましたか。就職までに利用したサービスがあれば教えてください

人材紹介会社

ハローワーク

同じ病気、障害をお持ちの方へのアドバイスをお願いします

私のように勤務を始めてから障害を持ってしまい、業務に支障をきたしてしまうことはあると思いますが、映画館での仕事は映写業務以外にも販売業務等多くの業務があります。接客業務でも負担の少ない業務は沢山あります。見た目ではあまり健常者の方と大差はありませんが、出来る限り自分の症状を隠すことなく素直に相談できるような職場をみつけることをお勧めします。