企業や周囲からのサポートはありましたか？

積極的にキッチンに入って手伝いをしてくれていました。また、利用者様も快よくお手伝いに来てくれていました。倦怠感がひどい時はすぐに休憩をくださいました。

職場のオススメポイントを教えてください

小規模多機能型施設は、ご自分の家庭のように丁寧な介護ケアを必要とした施設です。個人に合わせて覚えることも多いですが、働いてみるとみんな家族のように助け合えるところが魅力です。

職場のマイナスポイントを教えてください

介護業界は常に人材不足のため、多くの仕事を少ない人数で負担しなければいけません。そのため、体力に不安があると難しいかもしれません。

疾病の詳細、症状に伴って困ったことを教えてください

全身性エリテマトーデス、ループス腎炎、一型糖尿病、高血圧、日光過敏症。施設では、20人分の食事を1人で作っていました。疲れても交代要員はいないので、病気のコントロールがとても大切でした。低血糖で倒れそうになることもありました。すべて1人でしなければいけないので、常に襲われる倦怠感との闘いでした。

ご自身で工夫されていることはありますか？

手が空いた介護職員に短時間の手伝いをお願いしました。職場の冷蔵庫に低血糖時に対応できるように、チョコレートや、ブドウ糖を入れさせてもらいました。また、低血糖を起こしてしまった時は休憩を取らせて貰えるよう周りの方に自分の病気について説明していました。

その職場をどのように見つけましたか。就職までに利用したサービスがあれば教えてください

人材紹介会社

ハローワーク

同じ病気、障害をお持ちの方へのアドバイスをお願いします

健康な人と同じように見える膠原病は、疲れていても無理をしてしまいがちです。面接の時にご自分の病気について理解を得られるように話をしてみてください。私は履歴書、職務経歴書の他に自分で病気経歴書を作成しお渡ししていました。時には心が折れそうになることもあると思いますが、ご自身の仕事への熱意を相手に伝えて見てください。頑張ってください。