あなたの他にも障害をお持ちの方はいらっしゃいますか？

別々の部署で働いてる

職場でどのような配慮を受けましたか？

＜配慮された点＞会社がそれなりに大手企業だったので、病欠・休職及び復職に関する諸制度はそれなりに整備されていた方だったように思う（他社に勤務した事がないので一概には比較できないが）。 ＜配慮に欠けた点＞うつ病の症状があまり改善せず、休職が長引いてきたある時、会社への月1程度の電話近況報告の際に、当時の直属の上司から「本当に病気を治療する気があるのか？」と、私の病気治療に対する根本的な姿勢及び態度にかなり手厳しいダメ出しをされた事があり、うつ病という精神的疾患に対するあまりの無理解ぶりにショックを受け、自宅を飛び出し、極端な選択をしようとした事がある（すぐに冷静になり、思い直して自宅に引き返したので事なきを得たが）。

職場のオススメポイントを教えてください

会社自体は一応大手企業（上場企業）でかなり長い歴史のある会社だったので、比較的安定している方だと思います。製造を手掛けている製品の中には、多くの方々に広く名を知られているメジャーな物も多数あります。伝統的な紙媒体から最新のデジタル媒体まで幅広く取り扱っており、「ものづくり」が好きな人には何かしらやりたい事を見つけやすい会社かなと思います。得意先や取引先の担当者の方々からはよく「○○さん（社名）は同業他社さんに比べて『人がいい』社員が多いよね」と言われた事があります。職場環境や上司には個別に差があるかとは思いますが、会社全体としては病欠・休職及び復職に関する諸制度は比較的整備されている方だと思います。

職場のマイナスポイントを教えてください

社内部門を大きく分類すると、管理部門、営業部門、技術部門、企画制作部門、製造部門（工場）等に分けられるかと思いますが、各部門（職場）ごとに別会社かと思うほど文化や習慣が全く違います。なので特に部門間異動（例：営業部門→製造部門へ異動）になった時、かなりのカルチャーショックを受ける可能性がありますので、注意と言うか覚悟が必要です。謂わば「ある部門の常識は別部門の非常識」です。あとは典型的な大手企業にありがちな「大企業病」的体質があります。部門間の連携が悪い（所謂『縦割り』）、フットワークが重く小回りや融通が効かない等の弊害です。あとは歴史の長い会社なので、良くも悪くも保守的な社風で、大胆な挑戦や改革には消極的だと思います。

疾病の詳細、症状に伴って困ったことを教えてください

甲状腺がん、生活習慣病、うつ病、アトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎。体調がその日により異なり、決まった時間に起きることができないので、生活のリズムが乱れてしまっている。

ご自身で工夫されていることはありますか？

既に数年前に、うつ病による病欠及び休職からの職場復帰が叶わず会社を退職しており、現在は働いていない。

その職場をどのように見つけましたか。就職までに利用したサービスがあれば教えてください

求人メディア

学校、大学（新卒）

就職するまでに活用したサービスや受けたサポートの内容を具体的に教えてください

大学の新卒採用者対象の各種メディア（就職情報誌）を自分で探して利用したり、大学の就職課の職員の方にお世話になったりした。

同じ病気、障害をお持ちの方へのアドバイスをお願いします

各個人の病気や障害の程度にもよるので一概には言えないのですが、ある程度最初の段階で先方の会社のご担当者と腹を割って、自分の病気や障害について話せる範囲内で正直にお話しして、自分がずっと継続して勤務できそうな会社か見極められるように、できるだけ頑張ってみて下さい。無理そうなら時には潔く諦める事も大事です。まずは自分を一番大事にして下さい。